精神障害者は不利?採用されにくい原因と対処方法を解説!

就職・転職の悩み

障害者雇用といっても、身体障害者の方が採用されやすくて、精神障害者は採用されにくいってホント?

精神障害を持っているから障害者雇用で転職活動をしているけど、全然受からない。やっぱり精神障害者は不利なの?

障害者雇用で仕事を探す際、「身体障害者は採用されやすくて、精神障害者は採用されにくい」「障害の種別に差別・区別されている」といった噂を耳にしたことってありますよね。

実際、就職率や内定率などのデータを見ても、身体障害者の方が有利な条件で就職できているのは事実です。

この記事では、そういった現状や精神障害者でも就職・転職活動を成功させる方法を解説していきます。

本記事は、実兄に知的障害を持つアラサー会社員aamiが執筆しました。

大手メーカーにて障害者雇用の採用・教育に5年従事し、延べ100名以上の障害者の採用に携わった経験があります。

この経験から、障害者の採用や転職など、障害者雇用にまつわることを企業目線・プロ目線から役立つ情報を提供できればと思っています。

先に結論を言うと、身体障害者と比べると、精神障害者は不利です。

なぜなら、身体障害者の能力は一般雇用の人と大差ないですし、障害の状況を把握しやすいからです。

では、なぜ精神障害者は不利で採用されにくいと言われるのか、その理由は、障害による影響が目で見てわかりにくかったり、法定雇用率にカウントされるようになったのが平成30年4月からと割と最近であること、そのため精神障害者採用の前例が少ないことから、企業が懸念しているのです。

しかし、直近の障害者の就職状況を見てみると、精神障害者の採用はかなり増えてきており、状況は改善しつつあります。

その理由は、法定雇用率の引き上げや、精神障害者への理解が浸透してきているからです。

精神障害者だから採用されない訳ではないので悲観的になる必要はありませんよ。

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転職エージェントについてもっと知りたい方は、こちらの記事にまずは目を通してくださいね。

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精神障害者は不利!?身体障害者の方が有利・好条件で就職しているのは事実

精神障害者よりも身体障害者の方が、就職で有利、好条件という噂を一度は耳にしたことがある方が多いと思います。

現状、精神障害者よりも身体障害者の方が、就職において有利なのは事実です。

厚生労働省が行った障害者雇用実態調査(平成30年)によると、

「週30時間以上、障害者雇用で働く人の平均月収」は、下記の通りです。

区分平均月収
身体障害者約21万5千円
知的障害者約11万7千円
発達霜害者約12万7千円
精神障害者約12万5千円
引用:平成30年分民間給与実態統計調査結果について/国税庁平成 30 年度障害者雇用実態調査結果/厚生労働省

これを見ると、身体障害者が圧倒的に高いことがわかりますね。

ただし、このデータには、フルタイムでない人や正社員でない人、時給制のアルバイトの人も含まれています。

なぜ、身体障害者の平均月収が他の障害に比べ高いのかというと、

身体障害者は月給制の正社員の割合が高いため、平均月収も高くなっています。

ちなみに、月給制で働いている障害者の割合は、下記の通りです。

障害種別月給制の割合
身体障害者58.6%
知的障害者19.9%
発達障害者28.6%
精神障害者27.2%

上記からわかる通り、身体障害者の方は、月給制で働いている方が多いことがわかります。

アルバイトなど時給制で働いている人が少ないことから、平均月収も働く時間によらないため高くなっていることがわかります。

以上のことから、身体障害者の方が好条件で働けていることがわかりますね。

では、なぜ、身体障害者の方が好条件で就職しやすいのかその理由は下記の通りです。

身体障害者が好条件で働けている理由
  • 身体障害者は一般社員との能力の差が小さい
  • 障害の状況を把握しやすい

理由1:身体障害者は一般社員との能力の差が小さい

障害の内容や重さにもよりますが、身体障害者の方は他の障害者の方に比べ、一般社員との能力差が小さいです。

特に、軽度の内部疾患や下肢障害の方の場合、デスクワークであれば、一般社員とほぼ変わらない業務をこなすことが可能です。

こなせる仕事の難易度も高いため、企業側は雇いやすく、お給料が高くなりやすいのです。

一般社員と能力の差がなく、難しい仕事も任せるのであれば、必然的にお給料も高くなるのは理解できますね。

理由2:障害の状況を把握しやすい

身体障害者は、障害内容が目で見てわかるものが多く、「障害によりどんな業務ができないのか」、「どんな配慮が必要なのか」といった状況を企業側が把握しやすいです。

具体例を挙げると、下記のようなことです。

  • 下肢障害で杖がないと歩けないが、デスクワークであれば業務に支障ない
  • 聴覚障害で筆談や手話が必要だが、聴覚を使わない業務に支障はない
  • 内部障害で通院が必要だが、仕事自体は一般社員と同様にできる

異常のように、明確な配慮事項以外は普通に働ける人が多いので、身体障害の方は企業にとって雇いやすいのです。

障害内容によってどんな配慮が必要かわかりやすいので、扱いやすい、誰でも配慮しやすい、トラブルを起こしにくいと企業は判断しています。

もちろん、どんな仕事でも身体障害者の方が有利という訳ではありません。

身体を動かす仕事や単純作業をコツコツこなす仕事は、身体障害者には不向きです。

こういった職種は、知的障害者や発達障害者、精神障害者の方が有利です。

精神障害者に向いている仕事を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>【精神障害者】向いている仕事とは?その特徴と職種を一挙紹介!

精神障害者が採用されにくく不利な理由

「じゃあ、精神障害者は採用されないの?」といった疑問を持ってしまいますよね、

実際に、「障害者雇用でも精神障害は採用されない」といった噂も多いです。

確かに、身体障害者に比べると不利になりますが、職種によっては身体障害者よりも有利になったり、

精神障害でも正社員で就職でき年収300万円以上稼いでいる人は多いです。

ただ、やっぱり現実は、精神障害は採用されにくく不利といわれてしまっています。

そういわれてしまう理由は、下記の通りです。

精神障害者は採用されにくく不利な理由
  • 障害による影響がわかりにくい
  • 今まで法定雇用率の対象にならなかった
  • 採用実績が少なく、前例がない
  • 障害者手帳に期限がある

精神障害者が採用されにくく不利な理由1:障害による影響がわかりにくい

身体障害者や知的障害者の方は、「働く上でどのような配慮が必要か」という基準が明確なことが多く、精神障害や発達障害は、こういった基準があいまいです。

具体的な例を挙げると下記のようなことです。

  • 障害によって出来ること、出来ないことの線引きが難しい
  • その日や時間帯によって気分の浮き沈みがあり、勤務態度や能力にムラがある

こういったイメージが強く、企業側は「どんな配慮をしたら良いかわからない」と感じたり、

「勤務が安定しない」「休みがち」「怠けているように見える」など、業務に影響することを恐れて敬遠しがちになっています。

このイメージを逆手に取って、気分のムラがない、気分が安定しているなどをアピールできれば、採用される確率はグッと上がります。

精神障害者が採用されにくく不利な理由2:今まで法定雇用率の対象にならなかった

平成30年3月までは、精神障害者は、企業の障害者の法定人数にカウントされませんでした(障害者雇用促進法)。

そのため、今も「精神障害者は法定人数にカウントしない」と間違った解釈をしている企業も多いため、

「精神障害者は雇われない」といったイメージが付いています。

現在は、精神障害者も法定人数にカウントされるようになっています。

それまでは、「精神障害者を雇ってくれる企業は少ない」といったイメージは事実に近かったのですが、

改正後は、企業側が精神障害者を雇うメリットができたので、状況は改善してきています。

状況は良くなってきていますが、昔のイメージを強く持っている企業は多いので、精神障害は採用されにくいとなってしまっています…。

精神障害者が採用されにくく不利な理由3:採用実績が少なく、前例がない

先ほども説明したように、平成30年4月から障害者雇用促進法で精神障害者も障害者の法定人数にカウントされるようになりました。

しかし、まだ障害者雇用促進法が改正されてから、年月が浅いことから、企業は精神障害者を雇うことに高いハードルを感じています。

なぜなら、これまで精神障害者を雇用した実績ががなく、雇いにくいというイメージを持っているからです。

そのため、企業の苦手意識が強く、採用を懸念してしまう事態となっています。

もちろん企業としても、このままずっと精神障害者を雇用しないわけではありません。

法定人数を雇用しようと努力している企業も多いため、精神障害者を初めて採用する企業は増えています。

精神障害者が採用されにくく不利な理由4:障害者手帳に期限がある

精神障害者の手帳は、2年ごとの更新制です。

更新時に医師の侵奪を受け、手帳を持つレベルの精神障害がないと判断されると、更新が行えません。

障害者手帳を失うと、企業は「障害者を雇っている」とカウントされず、助成金も受け取れなくなってしまいます。

更新時に障害者でなくなるリスクがあるため、精神障害者が採用されにくい原因になっています。

【精神障害者】採用されにくい・不利な状況は改善されつつある

ここまで精神障害者が採用されにくく不利な理由を解説してきて、

「あぁ、やっぱり精神障害を持っていると障害者雇用で働くことは難しいんだ…」

と思ってしまった方も多いと思います。

しかし、ここで諦めないでください!

現実は、精神障害者でも働く環境や状況はとっても良くなってきています。

障害者雇用の状況は、下記の通りで、障害者雇用で働く人は右肩上がりで増えています。

また、ハローワークにおける障害者の職業紹介状況を見ても、就職件数・新規求職申込件数は増加しています。

また、ハローワークにおける職業紹介状況(就職件数)を見ると、10年前に比べ、就職件数は2倍以上、その中でも精神障害者の占める割合が高くなっています。

以上のことから、年々障害者雇用数は増加してきており、

中でも、精神障害者の就職件数が増えていっていることがわかります。

このデータからわかる通り、精神障害者は採用されにくく不利…といわれつつも、

現実は、精神障害者でも採用されている人が増えており、障害者雇用で採用されるチャンスは多いです。

障害の種別関係なく、採用される人は採用されますが、そういった人にはある特徴があります。

採用されやすい人の特徴を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>【障害者雇用】採用される人の特徴!結論、応募書類で8割決まる

【精神障害者でも大丈夫】採用される方法

精神障害者でも採用されることはわかったけど、、、

実際に就職活動や転職活動をしても、書類選考が通らない、面接まで行けない、など悩んでいる方も居ますよね。

逆に、受からな過ぎて、障害のせいにしたくなってしまっている方も多いのでは…?

そんな方は、一度、転職のプロに相談してみてはどうでしょうか?

具体的にいうと、エージェントに相談してみる方法です。

エージェントは就職活動・転職活動のプロですし、応募書類の添削や、面接対策など、就職活動・転職活動に必要なサポートやアドバイスをしてくれます。

一人で就職・転職活動をこのまま続けても、採用されない原因や改善点に気づくことは難しいです。

実際、一人で就職・転職活動をした場合、書類選考通過率は3~5%、内定率は1%程度です。

しかし、エージェントを利用すると、書類選考通過率は10~30%、内定率は5%程度まで上がります。

エージェントを利用し、担当のキャリアコンサルタントと二人三脚で就職・転職活動を進めることで、

書類選考通過率や内定率はグッとアップします。

なぜなら、あなたに必要なサポートや客観的アドバイスをたくさんもらえ、自分の問題点や課題を改善しながら、就職・転職活動が出来るからです。

採用されたい、就職・転職活動を成功させたいなら、エージェントの利用は必須です。

オススメは、障害者雇用に特化しているエージェントのdodaチャレンジatGPです。

どちらも業界大手サイトなので、実績も豊富でサポートも充実しており、安心して利用できます。

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精神障害は、就職・転職に不利という噂があったり、就職・転職は難しいと感じている方も多いです。

そんな方は、精神障害者の就職・転職における現実・実情を解説しているこちらの記事を参考にしてください。

>>【精神障害者】就職・転職活動の実情・現実とは…

また、精神障害者の就職・転職に強いと言われている転職エージェントは、こちらの記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

>>精神障害者におすすめの転職エージェント6選

【まとめ】精神障害者は不利?採用されにくい原因と対処方法!

精神障害者は、身体障害者に比べ、就職や転職活動では採用されにくく、不利なのは事実です。

しかし、身体障害者が不利になる職種があったり、

障害者雇用促進法の改正により、精神障害者が障害者の法定人数にカウントされるようになるなど、

精神障害者の雇用状況は良くなってきています。

実際に、精神障害者の採用件数は増えてきています。

精神障害者だから、受からないのではなく、

精神障害者だから企業に懸念されるポイントを理解し、上手くアピールすることができれば、採用される可能性は高いです。

自分一人で就職・転職活動を進めるのではなく、

エージェントなど、就職・転職活動のプロに意見やアドバイスをもらいながら、二人三脚で活動できれば、採用の可能性もグッと上がりますよ。

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