【障害者向け】転職エージェントの面談を徹底解説!事前準備と面談の流れ

就職・転職の悩み

転職エージェントとの面談って何するの?どんな流れで進めるのか知りたい!

面談に向けて準備しておくことはあるの?

転職エージェントを利用するなら、必ず必要になってくるのが「転職エージェントとの面談」です。

正直、”転職エージェントとの面談がその後の転職活動を左右する”と言っても過言ではありません。

なぜなら、面談は「転職のプロから転職活動を成功させるポイントを聞ける重要な機会」だからです。

この記事では、転職エージェントとの面談について詳しく解説していきます。

本記事は、実兄に知的障害を持つアラサー会社員aamiが執筆しました。

大手メーカーにて障害者雇用の採用・教育に5年従事し、延べ100名以上の障害者の採用に携わった経験があります。

この経験から、障害者の採用や転職など、障害者雇用にまつわることを企業目線・プロ目線から役立つ情報を提供できればと思っています。

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【障害者向け】転職エージェントが面談を行う目的とメリット

転職エージェントのHPにて、WEB登録が完了すると、メールか電話で転職エージェントから面談の依頼が来ます。

いきなり「面談」と言われてしまうと、「何聞かれるの?」「なにか準備は必要?」と不安になりますよね。

転職エージェントが面談を行う目的は、下記の通りです。

転職エージェントが面談を行う目的
  • 利用者の人柄を捉える
  • 障害特性や障害状況を把握する
  • これまでの経歴や現況を把握する
  • 転職先の条件やキャリアプランを知る

簡単に言うと、「利用者の人柄や障害特性、現況、キャリアプランなどを把握する」ことが面談の目的です。

そして、もちろんこの面談は、以下のようにあなたにもメリットがたくさんあります。

転職エージェントと面談するメリット
  • あなたにマッチする非公開求人を紹介してくれたり、求人応募が可能になる
  • 書類添削や面接対策などのサポートが受けられる
  • 転職市場の動向やあなたの市場価値を教えてもらえる
  • 転職全般の悩みを相談でき、客観的、第三者的アドバイスをもらえる
  • 求人企業の内情(離職率、職場雰囲気など)を教えてもらえる
  • 応募企業にあなたをアピールしてくれる
  • 面接などの日程調整を代行してくれる
  • 入社前の年収・条件交渉をあなたに代わって行ってくれる

上記からわかる通り、転職エージェントが面談を行うのは、転職エージェントのためでなく、あなたの要望や希望に合った転職を手厚くバックアップするためのものです。

「面談」と言われると、気が引けてしまうかもしれませんが、転職エージェントはあなたの転職活動をサポートしてくれる最強の味方です。

【障害者向け】転職エージェントとの面談の流れ

転職エージェントとの面談の流れは以下の通りです。

転職エージェントとの面談の流れ
  • ステップ1
    自己紹介

  • ステップ2
    経歴や職歴、仕事内容の確認

  • ステップ3
    障害内容や障害特性の確認

  • ステップ4
    転職理由やキャリアプランの共有
  • ステップ5
    転職先に求める条件を確認

  • ステップ6
    求人の紹介

大まかな面談の流れは、上記の通りです。

ここからは、1つ1つ細かく解説していきます。

ステップ1:自己紹介

1番最初に、お互いの自己紹介を行います。

転職エージェント側は、障害への理解も深いキャリアアドバイザーが対応してくれ、このキャリアアドバイザーが、あなたの担当となり、転職活動を手厚くサポートしてくれる人になります。

キャリアアドバイザーとの相性も転職活動を成功させるためには、大事な要素になるので、相性が良いかチェックしておきましょう。

転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーと障害の知識が豊富な方の2名体制で面談を行ってくれるところもあります。

キャリアアドバイザーからは、これまでの経歴や実績、自社紹介、今日の流れなどの説明があります。

場合によっては、自己紹介の前に「本日の面談で一番聞きたいこと、知りたいことは何ですか?」という趣旨の質問があるかもしれません。

その際は、「初めての転職活動でアドバイスが欲しい」「現職よりも条件が良い求人があるかしりたい」「今後どういったキャリアを歩めば良いか悩んでいる」など、思っていることを伝えましょう。

キャリアアドバイザーは、その要望に沿って、話を進めてくれます。

ステップ2:経歴や職歴、仕事内容の確認

続いて、履歴書や職務経歴書をもとに、これまでの経歴や職歴、仕事内容について詳しく聞かれます。

具体的には、下記のようなことを聞かれます。

職歴・経歴についてキャリアアドバイザーに聞かれること
  • 現在の具体的な仕事内容
  • 実績の詳しい説明
  • 今の会社に入った理由など

これらの項目に関することを聞いてキャリアアドバイザーは、あなたの「強みや弱み」「仕事観」「あなたに合う職種」などを把握していきます。

ここは、とっても大事なので、利用者側はなるべく正直に伝えるようにしましょう。

ステップ3:障害内容や障害特性の確認

続いて、障害内容や障害特性についても確認されます。

だいたいの転職エージェントでは障害者手帳の持参やコピーをお願いされますので、ここで障害者手帳についても確認されます。

具体的には、下記のようなことを確認されます。

障害特性や内容について聞かれること
  • 障害特性や障害内容
  • 等級
  • 障害になってしまったきっかけ
  • 障害による苦手なことやできないこと
  • 通院・服薬の状況
  • 現在の働き方
  • 企業に求める配慮事項

障害者雇用は、障害特性や内容、程度に応じて、紹介できる求人がかなり変わってくるため、障害に関することは詳しく聞かれます。

良く見られたいがために、症状を軽く伝えたり、出来ないことをできると伝えてしまう方も多いですが、

ここでは、素直に障害について打ち明け、キャリアアドバイザーとどこまで企業に配慮を希望するのか、どんな職種を希望するのかなどを相談していくのもオススメです。

障害特性や内容、程度を把握した上で、現在は就労できる状態にないとキャリアアドバイザーが判断した場合、就労移行支援や就労継続支援事業所を一緒に探してくれたり、紹介してくれることもありますよ。

ステップ4:転職理由やキャリアプランの共有

経歴・職歴、障害についての確認が終わったら、転職を希望する理由や、キャリアプランについて聞かれます。

(例)転職を希望する理由
  • 収入を上げたいから
  • 合理的な配慮を受けられないから
  • 人間関係の悪化で働きづらいから
  • 体力的にしんどい

転職を希望する理由は、さまざまだと思いますが、ポイントは「ネガティブなことは正直に伝えること」です。

「上司と馬が合わない」「配慮されない」などといったネガティブにしか捉えられない理由であっても、正直に伝えることで、キャリアアドバイザーはよりあなたにマッチした求人を探しやすくなります。

(例)キャリアプラン
  • ワークライフバランスを重視したい
  • 配慮を確実に受けられるところで働きたい
  • 正社員を目指したい

キャリアプランは、漠然としたイメージでも問題ありませんし、「キャリアプランは現時点では特にありません」と正直に伝えても問題ありません。

なんでも正直に伝えることで、キャリアアドバイザーはあなたがまだ気づいていない潜在的な希望や意識を読み取ってくれたり、言語化するなどのお手伝いをしてくれますよ。

ステップ5:転職先に求める条件を確認

次に、具体的に転職先に求める条件をキャリアアドバイザーに伝えていきます。

下記の内容が、事前に考えておきたい条件でです。

仕事内容に関する条件・職種
・業種
・スキルや資格を活かせる
・やりたい仕事か
・興味が湧きそうな仕事か
収入に関する条件・年収
・賞与額や回数
・給与制度
働き方に関する条件・勤務地
・テレワークの有無
・ノルマの有無
・平均残業時間
・有休取得率
職場環境に関する条件・職場の雰囲気
・定着率
・正社員登用有無
・社風
・男女比

ここでのポイントは、「条件の優先順位を伝えること」です。

転職先に求める条件を全て網羅している求人は、ないと言っても過言ではありません。

キャリアアドバイザーに優先順位をつけて条件を伝えておくことで、全て合致する条件でないにせよ、ほぼ条件にマッチしている求人を紹介してくれる可能性がグッと高くなります。

ステップ6:求人の紹介

これまでヒアリングをした情報をもとに、あなたにマッチした求人を紹介してくれます。

求人は後日紹介としている転職エージェントもあるので、その場合はその旨をキャリアアドバイザーから伝えられます。

面談時に紹介された求人について一通り説明を聞いたら、現時点で気になることを質問しましょう。

求人紹介時に聞いておきたいポイント
  • 職場定着率
  • 残業有無
  • 正社員登用実績
  • 社内の雰囲気
  • 有休取得率

上記のポイントについて質問すると、応募後のミスマッチが起こる可能性が低くなります。

面談時の求人を含め、キャリアアドバイザーから紹介された求人への応募は必須ではないので、断っても問題ありませんし、悪い印象を与えることもありません。

ただ、応募する求人を探す作業は、キャリアアドバイザーと密にコミュニケーションを取ることが大切です。

紹介された求人について気になることは質問したり、「もっとこういう条件の求人が合っている気がします」など希望があれば必ず伝えるようにしましょう。

【障害者向け】転職エージェントとの面談前までに準備すること

転職エージェントとの面談の流れがわかったところで、転職エージェントとの面談までに準備しておきたいことを紹介していきます。

転職エージェントとの面談までに準備すること
  • 履歴書・職務経歴書を記入しておく
  • 自分のキャリアプランを整理しておく
  • 転職時期や希望・条件を整理しておく

これらを準備しておくことでスムーズかつ有意義な面談をすることができます。

それぞれ詳しく解説していきます。

事前準備1:履歴書・職務経歴書を記入しておく

WEB会員登録時や面談の日程が決まると、履歴書や職務経歴書の入力を依頼されます。

わかる範囲で大丈夫なので、履歴書や職務経歴書を記入しておきましょう。

ただし、履歴書や職務経歴書の内容について、面談時にキャリアアドバイザーが詳しくヒアリングをしてくれるため、ざっくり記入しているだけでも大丈夫です。

提出した履歴書や職務経歴書の内容が完璧でなくても、キャリアアドバイザーがプロの目線からしっかりアドバイス・添削をしてくれます。

履歴書や職務経歴書は求人応募したら、必ず企業に提出される書類です。

面談以後も、添削やアドバイスをもらいながらより書類選考通過率が高くなるよう仕上げていきましょう。

今はWEB入力が主流で、転職エージェントの会員サイトから入力していくパターンがほとんどです。

基本的には、転職エージェントからの案内に従えば問題ありませんが、こちらの記事も必要あれば参考にしてみてください。

>>【障害者雇用】履歴書の書き方!障害者雇用で特に押さえておきたいポイントとは?

>>【例文あり】障害者雇用の職務経歴書の書き方!ポイントは、経験・スキルを効率的にアピール

事前準備2:自分のキャリアプランを整理しておく

キャリアアドバイザーは、あなたのキャリアプランを参考に求人を探します。

そのため、事前にキャリアプランを整理しておくことで、キャリアアドバイザーへの正確な情報提供が可能になります。

正確な情報を提供できれば、それだけあなたにマッチした求人を紹介してくれる可能性が高くなります。

キャリアプランを描けていない人は、その旨を正直に伝えましょう。

求人別にキャリアプランを提示してくれるなど、キャリアアドバイザーがあなたのキャリアプランを整理するお手伝いをしてくれます。

事前準備3:転職時期や希望・条件を整理しておく

転職時期や転職先の条件を決めておくことも大事です。

転職時期が特に決まっていないのであれば、「転職したいと思った求人があればすぐにでも」と伝えるのがおすすめです。

キャリアアドバイザーのモチベーションを下げることなく、サービスやサポートを受けられます。

また、転職先の条件についてもなるべく具体的に優先順位を付けて伝えましょう。

例えば、以下の通りです。

(例)転職先の条件の優先順位
  1. 正社員登用制度がある
  2. 通勤時間が片道1時間以内
  3. 定着率が高い

このように優先順位まで伝えられれば、キャリアアドバイザーはその優先順位に沿った求人を紹介してくれます。

【障害者向け】転職エージェントの面談で相談・質問すべきこと

面談では、転職に関するあらゆることを質問することができます。

ここでは、転職エージェントとの面談で相談や質問すべtきポイントを紹介していきます。

下記の質問を相談することで、より転職活動をスムーズに進められるようになります。

面談時に転職エージェントへ相談・質問すべきこと
  • アピールできるスキルや職歴がない場合の対処方法
  • 転職理由の伝え方
  • 会社の雰囲気や内情

それぞれ詳しく解説していきます。

アピールできるスキルや職歴がない場合の対処方法

障害者雇用での転職を考えている方の多くは、「アピールできるようなスキルや職歴がなくて不安」という方が多いです。

その場合は、その気持ちを正直にキャリアアドバイザーに伝えるのがオススメです。

自分自身の強みはなかなか自分では気づきにくいものです。

その旨を相談することによって、客観的、第三者的にあなたの強みやアピールポイントを見出してくれます。

なぜなら、キャリアアドバイザーも今後あなたを応募企業に売り込んでいく必要があるからです。

そのため、面談時に「いかに有効なあなたのアピールポイントを探し出せるか」がキャリアアドバイザーにとっても重要なのです。

キャリアアドバイザーがあなたのアピールポイントを提案してくれるので、この相談はとってもオススメです。

キャリアアドバイザーは、これまでの仕事や業務内容を細かく書き出して、次に転職したい業種や職種に活かせそうなスキルをヒアリング・質問しながら見つけ出してくれます。

転職理由の伝え方

転職エージェントに、転職理由も相談してみるのがオススメです。

転職理由は、今の会社を辞めたい理由にもなるので、どうしてもネガティブなものになってしまいます。

そのため、応募企業にどう伝えたらいいのか悩んでしまう方が多いです。

そのため、そのネガティブな転職理由をポジティブ変換して伝える方法を相談するのです。

もちろん、転職エージェントとの面談では、転職理由はネガティブなもので構いません。

なるべく本音で転職したい理由を伝えるようにしましょう。

本音で伝えることで、企業の面接でどのように伝えるべきかなどのアドバイスをもらうことができます。

例えば、「年収が低い」「上司との馬が合わない」「配慮されない」など、転職に至った理由をきちんと本音で伝えましょう。

退職・転職理由について悩んだら、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>【障害者雇用】退職・転職理由は、ズバリ○○!退職したいと思ったらやるべき4ステップ

会社の雰囲気や内情

入社後のミスマッチを防ぐためにも、「会社の雰囲気」はなるべく事前に把握しておきたいポイントです。

キャリアアドバイザーは応募者や転職者、企業の担当者から会社の雰囲気についてヒアリングをしていたり、

実際に、企業に出向き、社内の雰囲気や仕事内容、採用担当者と打ち合わせなどを行っているため、企業の内情や上司や採用担当の人柄、離職率などを把握している場合があります。

こういった情報は、世間に出回っていないので、確実に聞いておきたい情報です。

また、障害者雇用の場合、職場実習や職場見学を実施してくれる企業もあるので、転職エージェントに相談してみるのもアリです。

【障害者向け】転職エージェントとの面談を成功させる5つのポイント

「転職エージェントとの面談を制するものが、転職を制する」と言っても過言ではない転職エージェントとの面談ですが、この面談を成功させるためのポイントを5つ紹介します。

転職エージェントとの面談を成功させるポイント
  • キャリアアドバイザーとは本音で話す
  • なるべく印象を良くする
  • キャリアアドバイザーとの相性をなるべく確認する
  • 複数の転職エージェントと面談する
  • 「とりあえず相談だけでも…」でもOK

いずれも重要なポイントなので、なるべく意識して面談に挑みましょう。

キャリアアドバイザーとは本音で話す

面談は、面接ではないので、自分を過度に良く見せる必要はありません。

そのため、経歴や職歴、転職したい理由、転職先の条件などを、全て本音で話すことが大事です。

逆に本音を伝えないと、適切なサポートを受けることができません…。

「本音を話さない」「本音を隠す」という対応が、求人とのミスマッチを生み、理想の転職からどんどん遠ざかってしまいます。

面談時の内容は応募企業へのネガティブな形で伝わることはないので、安心してキャリアアドバイザーとコミュニケーションを取りましょう。

なるべく印象を良くする

転職エージェントのビジネスモデルは、利用者を転職先の企業へ入社させることで、その企業から報酬を得ています。

そのため、転職意欲がない人を一生懸命サポートすることはしません。

逆に、キャリアアドバイザーからの印象が良く、転職意欲が高いと思われると、手厚いサポートを受けられる可能性が出てきます。

印象を良くする方法
  • キャリアアドバイザーの話をしっかり聞いて、高感度を上げる
  • 礼儀正しく、マナーに気を付ける
  • 求人の選定理由を聞く
  • 要望や意見があったら伝える
  • キャリアプランを具体的に伝える

上記のような対応をして、なるべくキャリアアドバイザーの意欲を上げられるようにしましょう。

「この人はしっかりサポートしたい」と思われたら、ラッキーです。

キャリアアドバイザーも人間なので、合う合わないでサポートの量や質が変わってしまうのは、ある意味仕方ないですね…。

キャリアアドバイザーとの相性をなるべく確認する

今後の転職活動をキャリアアドバイザーと共に行っていくにあたって、相性はとても重要です。

そのため、面談時にキャリアアドバイザーとの相性はできるだけ確認するようにしましょう。

キャリアアドバイザーとの相性は、フィーリング的な部分が多いですが、「この人にサポートしてもらいたい」「この人となら、転職活動が上手く行きそう」「信頼できそう」などと思えた人が相性が良い人と思って問題ありません。

具体的には、下記をチェックしておくと良いです。

キャリアアドバイザーとの相性チェック
  • あなたの希望や気持ちを尊重してくれる
  • あなたの考えに沿わない求人を紹介しない
  • あなたの意見をあまり聞かないなど

面談後のやりとりで「キャリアアドバイザーと合わない」「相性が悪い」と思ったら、担当を変えてもらうようにお願いしてみましょう。

伝える際には、「もっと障害への理解が深い担当者と話したい」「担当者の意見と自分のゴールにズレが生じてしまっている」など、具体的な理由を添えることで、その理由は次のキャリアアドバイザーに引き継がれ、より良いサービスを受けられる可能性が高くなります。

複数の転職エージェントと面談する

さまざまな転職エージェントがあり、会社によって紹介できる給仕にゃサポート体制、得意な業界・職種などが異なります。

そのため、できれば2~4社転職エージェントに登録し、面談を受けることをオススメします。

紹介してくれる求人も異なりますし、転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーによって相性も異なるので、数社面談してみて、自分に1番フィットした転職エージェントを利用するのが、効率的な転職エージェントの使い方です。

障害者向けの転職エージェントで押さえておきたいのは、dodaチャレンジatGPリタリコの3つです。

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どの転職エージェントも業界大手で、サポートも手厚く、求人数も多いので、登録しておいて損はありません。

「とりあえず相談だけでも…」でもOK

「転職エージェントで面談をする」=「紹介された求人に応募しなければならない」と思いがちですが、相談だけでも全然問題ありません。

最初に、「今回は相談に来ました」と伝えれば、キャリアアドバイザーも誠心誠意対応してくれます。

経験豊富なキャリアアドバイザーに相談することで、新たな選択肢や可能性を見つけることができるかもしれませんよ。

仮にぞんざいな扱いをされたら、そこまでのキャリアアドバイザーであったと見切りを付けましょう。

【障害者向け】転職エージェントとの面談で注意すべき3つのこと

転職エージェントとの面談において、いくらサービスを受ける側だとしても、転職エージェント側も人間なので、サポートの量や質にどうしても差が出てしまいます。

求人をたくさん紹介してもらったり、手厚いサポートを受けるためには、以下の3つのポイントを意識して面談に挑みましょう。

転職エージェントとの面談で注意すべきこと
  • キャリアアドバイザーへの印象を気を付ける
  • 不平・不満ばかり話さない
  • 複数の転職エージェントを利用していればその向けを伝えておく

これら3つを注意することで、キャリアアドバイザーに良い印象を与え、他の利用者よりも「応援したい」「企業へ推薦したい」と思ってもらい有利に転職活動を進めることができるようになります。

キャリアアドバイザーへの印象を気を付ける

キャリアアドバイザーも同じ人間なので、合う・合わない、好き・苦手があります。

初対面の面談で横柄な態度を取る利用者より、ていねいな対応をしてくれる利用者により手厚いサポートをしたいと思ってしまうのも、なんとなく理解できますよね。

キャリアアドバイザーへの印象を簡単に良くするポイントは下記の通りです。

キャリアアドバイザーへの印象を良くする方法
  • ていねいな言葉遣いで話す
  • 姿勢を正す
  • 相手の目を見て話す
  • 聞かれたことに本音で話す
  • 履歴書など提出物を忘れない

これらのポイントを意識することで、印象はグッと良くなります。

これからサポートを受ける身である自分の為にもキャリアアドバイザーへの印象は意識するようにしましょう。

不平・不満ばかり話さない

キャリアアドバイザーへ本音で話すことは大事ですが、現職や前職などの不平・不満ばかり話すのは辞めましょう。

不平・不満ばかり話されても良い気持ちはしませんし、解決の糸口を見つけられません。

大切なのは、「過去」ではなく、「未来」です。

不平・不満はそこそこに、これからのキャリアプランをキャリアアドバイザーと考えられる時間を多く取るようにしましょう。

複数の転職エージェントを利用していればその旨を伝えておく

複数の転職エージェントを並行して利用しているのであれば、その旨を伝えておきましょう。

もちろん、複数の転職エージェントを利用してみて1つに絞っていきたいと考えているのであれば、その旨も伝えておくのがベターです。

なぜなら、応募先がバッティングし、キャリアアドバイザーとの信頼関係を壊してしまう恐れがあるからです。

転職エージェントの複数利用は、珍しいことではありませんし、逆に複数利用をオススメしています。

実際に、転職エージェントを複数利用している人は、全体の7割を占めています。

転職エージェントによっては、「紹介できる求人がない」などと言われお断りされるケースもありますし、

キャリアアドバイザーとの相性やサービス・サポート内容は各社異なるため、複数利用してみて、自分に合う転職エージェントを見つけましょう。

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・求人検索が簡単でわかりやすい

どの転職エージェントも業界大手で、サポートも手厚く、求人数も多いので、登録しておいて損はありません。

【障害者向け】転職エージェントの面談に関するよくある質問

最後に転職エージェントとの面談に関するよくある質問をまとめました。

よくある質問一覧
  • 面談の服装はスーツ?私服でもOK?
  • 面談時間はどれくらい?
  • 面談は、土日や夕方以降でも大丈夫?
  • 面談の予約変更は可能?
  • 面談後、どのようなサービスを受けられる?
  • 面談後、しつこく営業されることってある?

面談の服装はスーツ?私服でもOK?

基本的に服装は、自由です。

そのため、私服や作業着でも問題ありませんが、キャリアアドバイザーへの印象を考えるなら、ジーパンやTシャツなどあまりにもカジュアル過ぎる服装は避けた方が無難です。

私服でも、清潔感のあるオフィスカジュアルがベターです。

面談時間はどれくらい?

おおよそ1~2時間です。

面談時間は、転職エージェントによって異なりますが、だいたい2時間と見ておいて問題ありません。

他の予定との兼ね合いで時間に余裕がない場合は、日程調整の段階で面接時間の目安を聞いておきましょう。

面談は、土日や夕方以降でも大丈夫?

エージェントにより異なりますが、可能なところが多いです。

転職エージェントとの面談日程を調整する際に、土日・夕方以降でも対応可能か確認してみましょう。

仕事を続けながら転職活動をしている人は、平日は夕方以降もしくは土日しか時間が取れない人も多いです。

そのため、転職エージェントも平日は21時まで対応してくれたりと、調整してくれる可能性が高いです。

面談の予約変更は可能?

可能です。

面談日の変更や当日キャンセルも可能です。

面談日を変更しなければいけないと分かった時点で早めに連絡しましょう。

連絡方法は、電話でもメールでも大丈夫なので、エージェントから指定されている連絡方法を使って連絡を入れましょう。

連絡せずにキャンセルするのは、エージェントへの印象が悪くなります。

大人のマナーとして、連絡なしのキャンセルは控えましょう。

面談時、障害者手帳は必要?

障害者手帳は必要ですが、申請中でも問題ありません。

申請中の場合は、その旨を事前に伝えましょう。

障害者手帳取得に必要な医師の診断書などの提出が求められます。

面談後、求人を紹介されないこともある?

キャリアアドバイザーと面談したからといって、必ず求人を紹介してもらえるわけではありません。

なぜなら、キャリアアドバイザーは面談で職歴や障害特性、希望条件、人柄などを総合的に判断して、紹介できる求人がないか探してくれます。

もちろん、内容によっては、紹介できる求人がなかった場合や条件に合わない求人を提案されることもあります。

求人を紹介してもらえなかったからといって落ち込む必要は全くありません。

どんな求人があるかは、日によって変わりますし、タイミングや時期によっても変わるからです。

ただ、障害者雇用の場合、求人数はどうしても一般枠に比べ少ないので、求人を取り逃すことがないよう転職エージェントを複数利用することで、リスク回避できます。

複数の転職エージェントの中で、利用してみて損はない転職エージェントは下記の4つです。

この中から2~3社選び登録しておきましょう。

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面談後はどのようなサービスを受けられる?

面談後は、主に下記のサービスを受けることができます。

面談後に受けられるサービス
  • 求人の紹介
  • 書類添削、面接対策
  • 企業との面接日程調整
  • 内定先との年収や待遇の交渉
  • 入社日の調整など

このように応募~入社まで、一貫したサービスを受けることが可能です。

また、依頼すれば、就労支援や就労サービスの提案や、職場見学、職場実習を行うこともできるので、担当のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

転職エージェントのサービス・サポートは多岐に渡るので、より詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

>>【障害者雇用】転職エージェントをおすすめする理由とは?メリット・デメリット・利用までの流れを徹底解説!

面談後、しつこく営業されることってある?

しつこく営業されることは、ほぼありません。

ただし、多少の営業はあると思っておいたほうが良いです。

しつこく営業電話がくる場合は、「改めて転職について何をしたいのか自分で整理したいと思います。何かあればこちらから連絡するので、お電話は不要です。」とはっきり伝えましょう。

【まとめ】障害者向け転職エージェントの面談を徹底解説!

転職エージェントとの面談は、その後の転職活動の明暗を分ける重要な機会です。

面談は、「自分に合うキャリアアドバイザーを見つけること」ができればゴールです。

あとは、そのキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を頑張っていくだけです。

転職を考えているのであれば、まずは、自分に合う信頼できるキャリアアドバイザーを探すことから始めてみてくださいね。

あなたにマッチする求人を紹介してもらえたり、適切なサポートを受けることによって、書類選考や面接が通過しやすくなり、内定率もグッとアップしますよ。

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