障害者雇用で転職を考えているけど、どこで求人を探したら良いの?
ハローワークで求人を探すより、転職エージェントを利用したほうがいいの?実際、転職エージェントってどうなの?
障害者雇用で転職を考えている場合、どこで求人を探すのか迷いますよね。
「とりあえず、ハローワークで求人を探してみよう」と考える人も多いです。
実際、ハローワークを使って転職活動をしてみたものの・・・
- カラ求人ばかり
- 月給が安いものばかり
で、条件が良い求人なんてほとんどない現実を突きつけられます。
それでも、食らえついて様々な企業の応募してみても、書類選考にほぼ通らない状態。
インターネットにも、
「障害者の転職はめっちゃ難しい」
「月収15万円以下は当たり前。仕事があるだけありがたいと思った方が良い」
と書かれており、不安と焦りが募る一方です。
ハローワークは、無料で求人を出せるため、質の悪い求人や企業が多いのも事実です。
結局、内定を貰うためには、
- 自身の障害特性を受け入れてくれる
- 自身の障害特性に配慮してくれる
こういった会社でないと、長続きはしませんし、そもそも採用されません。
自分にマッチングした企業に応募することが、とにかく大事です。
ただ、ハローワークの求人は、情報が少なすぎて、自分がどの企業にマッチしているか求人票を見るだけではわかりません。
しかし、障害者雇用に特化した転職エージェントは、経験豊富なキャリアコンサルタントと最初に綿密なヒアリングをしたうえで、自分にマッチングした企業を紹介してくれます。
しかも、転職エージェントは完全無料で、転職活動に関する様々なサポートが受けられ、スムーズに転職活動を進めることができるんです。
この記事では、障害者雇用に特化した転職エージェントについて詳しく解説していきます。
本記事は、実兄に知的障害を持つアラサー会社員aamiが執筆しました。
大手メーカーにて障害者雇用の採用・教育に5年従事し、延べ100名以上の障害者の採用に携わった経験があります。
この経験から、障害者の採用や転職など、障害者雇用にまつわることを企業目線・プロ目線から役立つ情報を提供できればと思っています。
結論をいうと、障害者雇用で転職を考えているなら、障害者雇用に特化した転職エージェント「dodaチャレンジ」と「atGP」に登録しておけば間違いないです。
登録後は、キャリアコンサルタントと面談するだけで、求人を紹介してくれますし、応募書類の添削や面接対策、転職活動全般に関する相談にも乗ってくれます。
自分一人で転職活動をするよりも、書類選考通過率や内定率は確実にアップします。
- 【障害者雇用で】おすすめする転職エージェント
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第1位:ランスタッド
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第2位:LITALICO仕事ナビ
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第3位:dodaチャレンジ
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第4位:atGP
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第5位:障害者雇用バンク
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第6位:トゥモローブライト
- 【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第7位:ラルゴ高田馬場
- 【障害者雇用】転職エージェントの利用をおすすめする理由
- しかし、障害者雇用で転職エージェントを利用する上ではデメリットもある
- 【障害者雇用】転職エージェントのデメリットは、複数登録で解決!
- 【障害者雇用なら】ハローワークよりも転職エージェントをおすすめする理由
- 【障害者雇用】転職エージェントに関するQ&A
- 転職エージェントの利用の流れ【障害者雇用】
- 【まとめ】障害者雇用なら転職エージェントの利用をおすすめする理由
【障害者雇用で】おすすめする転職エージェント
ここからは、おすすめする転職エージェントを紹介していきます。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第1位:ランスタッド
ランスタッドは、世界最大級の総合人材サービスを提供している企業が運営している安心安全の就職・転職エージェントです。
日本ではあまり聞き馴染みがない企業ですが、人材サービスで世界で有名な企業です。
ランスタッドをオススメする理由は、下記の通りです。
ランスタッドは、企業規模が大きく、世界二位の外資系人材サービスであり、世界に4700以上の拠点を持っています。
日本各地にも拠点が存在しているため、日本のどこにいても直接キャリアアドバイザーとの面談を受けることができます。
さらに、日本全国に拠点があることによって、地方とのパイプも太く、首都圏以外でも多くの求人を揃えているのが大きなメリットです。
地方で就職・転職を検討している方にもおすすめです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第2位:LITALICO仕事ナビ
LITALICO仕事ナビは、障害者雇用の転職に特化しており、今仕事を探したい人、これから仕事を探したい人など幅広い層の方にオススメの転職エージェントです。
LITALICO仕事ナビをおすすめする理由は下記の通りです。
- 47都道府県、2,2760件の就職支援サービス情報が掲載
- 30代以上の方の就職支援実績が豊富!
- 専属キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート
- 就労だけでなく、就労支援も豊富で様々な提案が可能!就労に不安がある人におすすめ
- 求人検索が簡単でわかりやすい
- 完全無料で利用可能!
全国47都道府県に対応しており、地方で障害者雇用での転職を希望する方にオススメです。
さらに、転職市場は、30代や40代以上は転職しにくいと言われますが、LITALICO仕事ナビは、30代以上の転職支援実績が豊富なので、年齢が高いけど転職したい方にオススメです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第3位:dodaチャレンジ
dodaチャレンジは、人材紹介会社のパーソルチャレンジが運営している障害者に特化した就職・転職エージェントです。
dodaチャレンジをオススメする理由は、下記の通りです。
dodaチャレンジをオススメする再ファイの理由は、求人数が1,400件以上と他のエージェントに比べ豊富なところです。
中でも、非公開求人が80~90%を占めているため、レアな求人も見つけやすいです。
20年以上障害者の就職・転職支援をしてきた実績から、知識やノウハウが豊富で、
大企業への就職実績もあり求人数と質、両方をしっかり兼ね備えています。
利用者の満足度は95%で、利用したほとんどの方が満足しています。
対応も丁寧なので、初めてエージェントを利用する方にもおすすめのエージェントです。
初めて就職・転職活動をするなら、登録しておいて損はありません。障害関係なく、精神障害者でも満足度が高いエージェントです。
dodaチャレンジの口コミ・評判が気になる方は、こちら記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第4位:atGP
atGPは、障害のある方の支援を20年以上継続してきており、知名度・信頼性は抜群な就職・転職エージェントです。
atGPを精神障害者にオススメする理由は、下記の通りです。
atGPの最大の特徴は、経験と実績、そして、障害者に特化した就職支援事業であることです。
20年以上障害者の就職・転職を支援しており、転職実績も業界No1です。
その経験と実績から、障害者の就職・転職に関する知識やノウハウ、信頼性は他のエージェントよりも勝っています。
atGPの障害者支援事業の一つとして、障害種別の就労移行支援事業所があります。
このように、多くの障害についてしっかりと考えて個性を意識しているからこそ、精神障害者や発達障害者の就職支援も行うことが出来るのです。
また、あなたに興味を持った企業からスカウトメールが来るスカウトサービスもあるのが、atGPの特徴です。
現職で働きながら転職活動をするなら、自分で求人を探す手間が省けるスカウトサービスを利用できるatGPがオススメです。
精神障害・発達障害にも強く、手厚いサポートを希望する方にオススメです。
atGPの口コミ・評判が気になる方は、こちら記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第5位:障害者雇用バンク
障害者雇用バンクをおすすめする理由は、下記の通りです。
障害者雇用バンクの最大の特徴は、求人数が多いことです。
というのも、障害者雇用バンクは全国のハローワークなどの求人もまとめて紹介しているため、約5,000件もの求人を取り揃えることが出来ています。
求人数は、エージェントを選ぶ上で重要なポイントですよね。
求人数が多ければ、多いほど紹介してもらえる求人が増え選択肢が増えます。
どのエージェントでも、求人を紹介してもらう前に面談をする必要がありますが、電話での面談なので、自宅に居ながら面談が出来るのも障害者雇用バンクの強みです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第6位:トゥモローブライト
トゥモローブライトを精神障害者にオススメする理由は、下記の通りです。
トゥモローブライトは、キャリアアドバイザーの質が非常に高いのが特徴です。
なぜなら、キャリアアドバイザー経験3年以上で、実績が豊富な方が多いからです。
就職・転職活動をする上で、キャリアアドバイザーとの相性はとっても大事です。
キャリアアドバイザーによっては、あなたのことを考えず、とにかく自分の実績を上げるためだけに、ブラック企業を紹介したり、希望に沿わない企業を紹介してきたりする人も居ます。
しかし、トゥモローブライトは、このような企業とのミスマッチを無くすために努力しており、キャリアアドバイザーの知識や経験からあなたが今後も継続して勤めることができる企業を紹介してくれます。
こういったトゥモローブライトの努力もあり、正社員雇用実績が豊富なのも特徴です。
キャリアアドバイザーの質にこだわりたい、正社員を目指したいという方にオススメです。
正社員になれる方法が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】第7位:ラルゴ高田馬場
ラルゴ高田馬場は、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)を中心に、アスリートプランニングが運営する障害者のエージェントです。
ラルゴ高田馬場を精神障害者にオススメする理由は、下記の通りです。
ラルゴ高田馬場は、他のエージェントにはないレアな求人が多く存在します。
そのため、もし他のエージェントで希望条件に見合う求人が見つからなかった方にオススメです。
そして、業界20年以上の経験と知識があるため、本気で障害に対する知識がある人に就職・転職支援をしてもらいたい方にかなりオススメです。
首都圏で就職・転職を考えていて、とにかく本気で就職したいと考えている人にラルゴ高田馬場はオススメです。
【障害者雇用】転職エージェントの利用をおすすめする理由
転職エージェントは、「求人選びから入社まで転職に必要なサポートを無料で行ってくれるサービス」です。
転職エージェントの利用前には必ず対面か電話での面談がありますが、
その面談を通してマッチングする企業を転職エージェントが勝手に選んでくれます。
利用者は、面談後、紹介された求人を見て、条件が合えば応募するだけです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由1:希望に合った求人を紹介してくれる
ハローワークや転職サイトの求人にたくさん応募しても書類選考がなかなか通らない1番の原因は、
「応募者側の障害やスキルと応募された側の企業が望む人材がマッチしていないから」
です。
障害者雇用枠で求人を出している企業の中には、雇いたい障害の種類が最初から決まっているところもあります。
例えば、身体障害者はバリアフリー化ができていないから雇えない、精神障害者は続かないから雇いたくないなど・・・。
自分の障害の受け入れ体制がないところに応募しても時間の無駄なので、応募自体したくないですよね。
転職エージェントから紹介を受けた求人であれば、応募者・企業側の希望双方にマッチしている求人しか紹介されないので、
無駄にたくさん応募する必要がなく、無駄打ちが少なくなります。
転職エージェントを利用した場合、書類選考通過率や約3割なので、比較的書類選考は通過しやすいです。
一方、転職エージェントを利用しない場合は、肌感覚ですが1割も通過しないようなイメージです。。。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由2:大企業の求人が多い
ハローワークは求人を出すのにお金がかからないので、求人にお金をかけられない中小企業が多く掲載しています。
なので、給料も少し少ない傾向があります。
一方、転職エージェントを利用している企業は、転職エージェントにお金を払ってでも良い人材を採用したいと思っている企業が多いです。
そのため、資金力がある大企業の求人が多いです。
企業は、転職エージェント経由で紹介を受けた人が入社しだ場合、高い紹介料を転職エージェントに支払っています。
支払う報酬は、入社した人の年収の3割と言われています。
大企業でも専門性の低い職種だと給料は少なくなりますが、福利厚生が充実しており、
トータルで見ると、ハローワークに掲載されている企業より給料が高くなる傾向があります。
転職エージェントは、大企業で条件の良い求人が多いってわけです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由3:転職活動に必要な作業を代行してくれる
転職活動を始めてみてわかるのですが、転職活動でやらなきゃいけないことって案外たくさんあります。
例えば、以下の通りです。
- 求人選び
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 応募したい求人に書類を提出
- 書類選考が通ったら、面接
- 内定
- 入社
この他にも、
- 市場・業界調査
- 企業分析
- 面接対策
- 企業との面接の日程調整
- 内定後の年収交渉
など、転職活動を本気でやろうとすると、やることはかなり多いです。
しかも、多くの転職活動者は、現職を続けながら行うことが多いので、転職活動に使える時間はかなり少なくなります。
限られた時間で転職活動をするのは、難しいですよね。
転職エージェントなら、この作業の一部を代行またはサポートしてくれます。
転職エージェントのサポート内容は、以下の通りです。
これだけ転職エージェントが代行・サポートしてくれるので、あなたは書類の作成や面接対策など重要なところに時間を割くことができます。
効率的に転職活動をしたいなら、転職エージェントの利用は必須です。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由4:ハローワークや転職サイトにはない非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人とは、「転職サイトに載っていない求人」のことです。
転職エージェントが保有している非公開求人は約8~9割と言われており、
この非公開求人を紹介してもらうためには、転職エージェントへの登録が必須です。
単純に、この非公開求人を知るためだけでも、転職エージェントに登録する価値はあります。
さらに、公開されている求人よりも非公開求人の方が、内定までのスピードが速く、マッチング率が高い場合が多いです。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由5:職場の雰囲気や採用実績など、会社の内情を教えてくれる
転職サイトやハローワークは、表面上の求人情報しかわかりません。
例えば、正社員を希望している場合、契約社員の求人が正社員登用実績があるのかどうかってものすごく大事ですよね。
しかし、転職サイトやハローワークでは、そういった情報はわかりません。
一方、転職エージェントの場合、企業と密につながっているため、そういった細かい情報を保有していることが多いです。
さらに、転職エージェントが求人を出している会社に出向き、職場の雰囲気や実際の仕事について確認している場合もあります。
こういった質問は直接企業には聞きにくいですが、転職エージェントが情報を持っていたり、代わりに聞いてくれます。
こういった情報を知れるか否かは、転職する上で非常に重要ですよね。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由6:企業にあなたをアピールしてくれる
先ほども説明したように、転職エージェントと企業は密に繋がっています。
そのため、応募者の特徴やアピールポイントを企業に伝えてくれます。
面接では伝えきれなかったことや、アピールできなかったことを、あなたに代わって企業に助言してくれるのです。
なぜ、そういったことまでしてくれるのかと言うと、採用されることで転職エージェントはお金を貰えるからです。
そのため、採用してもらうために転職エージェントも必死なのです。
逆にいうと、転職エージェントと一緒に二人三脚で転職活動ができます。
転職エージェントはサポートだけじゃなく、企業に自分のことをアピールしてくれるなんて、驚きですね。
【障害者雇用おすすめ転職エージェント】理由7:転職後のアフターフォローも充実している
転職活動は、入社して終わりではありません。
入社後に安定して働けるかどうかが一番大事です。
転職エージェントの場合、入社して数カ月は何か不安なことがあれば、面談等アフターケアを行ってくれます。
特に、障害者の場合、早期退職の割合が一般よりもきわめて高いです。
早期退職されると、転職エージェントは報酬の一部を返金しないといけないので、アフターフォローも手を抜くことなく行ってくれます。
しかし、障害者雇用で転職エージェントを利用する上ではデメリットもある
転職エージェントは、メリットばかりのように感じますが、もちろんデメリットもあります。
デメリット1:転職エージェントや担当者との相性が悪いと、転職活動が上手くいかない
転職エージェントに登録すると、あなたに担当のキャリアコンサルタントが付きます。
基本的に、その担当のキャリアコンサルタントにサポートしてもらいながら転職活動を進めることになりますが、
その担当のキャリアコンサルタントとの相性が悪いと、転職活動は上手くいかなくなることも無きにしも非ずです。
転職エージェントの担当キャリアコンサルタントの中には、一時的な自身の報酬だけを目当てにガンガン求人を紹介してくれる担当者や、
利用者のことを考えずに適当にアドバイスするとんでもない担当者に出くわすことがあります。
希望年収や希望職種とは全然違う求人をやたら紹介してきたり、強引に応募するよう求めてくる担当者も居ます。
転職エージェントの良し悪しで、転職活動の明暗が変わるといっても過言ではありません。
もちろん利用者に寄り添って、真剣にアドバイスをしてくれたり、サポートをしてくれる担当者も居るので、そういった担当者に出会えたらこっちのもんです。
担当者が微妙だったら、変更してもらうこともできますし、他の転職エージェントを利用するのも手です。
デメリット2:ハローワークと比べると、求人数が少ない
2つ目のデメリットは、ハローワークと比べると求人数が少ないことです。
求人数 | |
ハローワーク | 約18,000件 |
転職エージェント | 約1,300件 |
求人数だけで見ると、約13倍の差があります。
こんなにも差があるのは、驚きですね。
ハローワークの求人数が多い理由は、採用する気がない企業が求人を出しているカラ求人、無料で求人を出せるため採用にお金を出せない中小企業が多い、などの理由があります。
ただ、求人数では圧倒的な差があるので、ハローワークの求人も定期的に確認するのがオススメです。
【障害者雇用】転職エージェントのデメリットは、複数登録で解決!
転職エージェントのデメリットは、先ほど解説した通り、転職活動の明暗は担当者次第、求人数が少ないことです。
これらのデメリットを解決する方法があります。
それは、複数の転職エージェントに登録することです。
その理由は以下の通りです。
複数登録をおすすめする理由1:相性が良い担当者を探すことが出来る
正直、転職が上手くいくかどうかは、どの転職エージェントを使うかよりも、
相性の良いキャリアコンサルタントに出会えるか
が1番大事です。
キャリアコンサルタントも人間なので、自分と相性が良い人にいろいろ良い情報を持っていきたいものです。
これは、使う側にも言えることで自分と相性が良いキャリアコンサルタントと出会うと、
相談する回数も自然と増え、良い情報をたくさんもらえるようになります。
複数の転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントと面談することで、自分と相性が良いキャリアコンサルタントかどうか判断できます。
また、複数のキャリアコンサルタントと出会うことで、比較検討ができるので、悪質なキャリアコンサルタントを見抜きやすくなります。
ちなみに、転職エージェントは良いんだけど、担当者がちょっと・・・という場合は、担当者を変えてもらうことも可能ですよ。
複数登録をおすすめする理由2:各転職エージェントの非公開求人を紹介してもらい、求人数を増やすことが可能
転職エージェントは、それぞれ公開求人と非公開求人を持っています。
非公開求人の割合は、転職エージェントが保有する求人のうち約8~9割と言われています。
この非公開求人は、転職エージェントに登録しないと紹介してもらうことができません。
複数の転職エージェントに登録しておけば、単純に紹介してもらえる求人数が増えるので、求人数の少なさをカバーすることができます。
紹介してもらえる非公開求人の求人を見て、メインで利用する転職エージェントを決めても良いくらいです。
【障害者雇用なら】ハローワークよりも転職エージェントをおすすめする理由
転職エージェントの複数登録で、転職エージェントのデメリットをカバーできると説明しましたが、
やっぱり気になるのは、ハローワークに比べて転職エージェントはどういったところが良いの?という所です。
ここでは、ハローワークよりも転職エージェントの利用をオススメする理由を解説していきます。
おすすめする理由1:カラ求人がない
ハローワークの求人は、「カラ求人が多い」と聞きませんか?
採用する気はないのに求人を出していたり、過去に募集していたけど今は募集をしていない求人だったり、、、
こういった企業にいくら応募しても受かりません。
しかし、転職エージェントの場合、企業と転職エージェントの間でお金のやり取りがあるので、
どの企業もお金を払ってでも採用したいと考えています。
また、企業と転職エージェントは密に繋がっているため、採用意欲が低いと感じたら、転職エージェントも利用者におすすめしなくなります。
おすすめする理由2:企業の採用意欲が高い
企業と転職エージェントの間にはお金のやり取りが発生しているので、
企業は、お金を払ってでも採用したいと考えている企業ばかりです。
そのため、採用には前向きな企業が多く、採用意欲が高いです。
お金を払ってまで採用したくない場合は、ハローワークを利用しますからね。
おすすめする理由3:必要に応じたサポートがある
転職エージェントに登録して、担当のキャリアコンサルタントが付くと、
基本的に担当のキャリアコンサルタントがあなたの転職活動のサポートをしてくれます。
サポート内容は多岐に渡りますが、基本的に下記のようなことをしてくれます。
担当のキャリアコンサルタントが味方について、さまざまなサポートをしてくれたり、
転職活動の悩みやキャリアについての相談なども乗ってくれます。
プロと二人三脚で転職活動ができるのは安心ですね。
【障害者雇用】転職エージェントに関するQ&A
ここからは、転職活動についてよくある質問を集めました。
転職活動に不安がある方は是非チェックしてみてくださいね。
中高年での転職は難しい?
一般的に年齢が35歳を超えると一気に転職が難しくなるって聞きますよね。
そのため、障害者雇用枠でも中高年の転職は難しいのでは?と思っている人も多いです。
しかし、障害者雇用枠の中高年の転職は、一般枠に比べそこまで難易度が高くないのが事実です。
障害者雇用枠で40代以上で転職した人は、全世代の半数以上です。
そのため、あまり中高年の転職は簡単とまでいきませんが、きちんと対策して書類や面接に挑めば採用される可能性は高いです。
中高年の転職事情について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>障害者雇用枠の求人は年齢制限があるってホント?中高年の転職は厳しい?
地方での転職は難しい?
障害者雇用に特化した転職エージェントの求人は、関東、関西、名古屋、福岡といった都市部に集中しています。
下記は、dodaチャレンジの地方別求人数です。
北海道:78件
東北:101件
関東:891件
北信越:65件
東海:198件
関西:402件
中国/四国:112件
九州/沖縄140件
地方の求人数が少ないことがわかりますね。
なので、地方で転職活動をする場合は、多くの求人を知っておくことがポイントです。
方法は下記の2つです。
- 複数の転職エージェントに登録すること
- ハローワークや就労移行支援も並行して利用する
求人を紹介してくれるサービスには片っ端からお世話になってみることが大切です。
転職しようか迷っている段階でも、転職エージェントを利用して大丈夫?
これを見ている人の中には、「転職しようか迷っている」という方も多いです。
実際、転職しようと思っても、自分の意志だけで転職できるわけではないので、
まずは転職事情や求人を調べ、キャリアについて考えつつ転職するか決めたいという方も居ます。
そういった人でも、転職エージェントの利用は可能で、
とりあえず転職事情や自分のキャリアだとどんな求人があるのか、どれくらいのお給料がもらえそうか、自分の転職市場の価値を知るためだけでもOKです。
転職エージェント登録後の面談で、そういったことも相談できますよ。
転職エージェントを利用したら絶対転職しないとダメ?
この答えは、NOです。
求人を見て、今働いている職場の環境や待遇の良さに気づく人もたくさんいて、
そういった人は、転職をせず、一旦現職を頑張るという結論に至る人も多いです。
今の職場が良いかどうかは、他をみてみないとわからないですからね。
他を見たからこそ、気づけることもたくさんあります。
その場合は、担当のキャリアコンサルタントに「転職するのではなく、とりあえず現職を頑張ってみる」という旨を伝えましょう。
転職エージェントの利用の流れ【障害者雇用】
転職エージェントの利用の流れは、以下の通りです。
- 会員登録
- 面談の日程調整
- 面談用の履歴書・職務経歴書の準備
- 担当キャリアコンサルタントと面談
- 求人紹介を受ける
- (必要であれば)履歴書・職務経歴書の添削を受ける
- 応募したい企業に書類を提出
- 企業と面接
- 内定、オファー面談、入社
- 入社後のアフターフォロー
1.会員登録
まずは、利用したい転職エージェントの会員登録が必要です。
ホームページからWebで簡単に登録できますよ。
おすすめ転職エージェント:ランスタッド、LITALICO仕事ナビ、dodaチャレンジ
2.面談の日程調整
会員登録が完了すると、担当者から電話やメールにて面談の日程調整の連絡が来ます。
都合が良いタイミングに面談を依頼しましょう。
3.面談用の履歴書・職務経歴書の準備
だいたいの転職エージェントは、面談前に履歴書・職務経歴書の提出が求められます。
電子上での提出が多いので、ワードやエクセルで準備しておくと便利です。
また、転職エージェントによっては、この時点で障害者手帳の提出を求められる場合があります。
4.担当キャリアコンサルタントと面談
初回面談は、基本的に1対1の個別ブースで行われますが、遠方の場合や都合がつかない場合は、電話やZoomなどで行われる場合もあります。
面談はそこまで身構える必要はないですが、担当者もきちんと企業に紹介できる人か査定しているので、
服装はビジネスカジュアルもしくはスーツ、話す内容もある程度準備して臨む方がベターです。
初回面談で聞かれる内容は以下の通りです。
- 今までの職務経歴
- 障害の程度/経緯
- 障害の配慮事項
- 希望年収、希望職種・業種
- 転職希望時期
このあたりは、面談で話せるようにある程度準備しておきましょう。
5.(必要であれば)履歴書・職務経歴書の添削を受ける
自分で作成した履歴書・職務経歴書に自信がないのであれば、添削サービスを受けましょう。
担当キャリアコンサルタントに相談すると、添削してくれます。
6.求人紹介を受ける
面接が終われば、まずはその場でマッチングする求人を紹介してもらえます。
良い求人があれば、その場で応募を決めるのもOKですし、
その場で決めずに、持ち帰って判断してもOKです。
その後もメールや電話で求人紹介が継続的に行われるので、気になる求人があったら担当キャリアコンサルタントい相談してみましょう。
7.応募したい企業に書類を提出
応募したい企業があったら、担当キャリアコンサルタントに「応募したい」意志をメールや電話で伝えましょう。
それだけで、応募は終了です。
あとは、担当キャリアコンサルタントがあなたに代わり企業に書類を提出してくれ、書類選考が行われます。
書類選考通過率はだいたい3割と言われています。
ハローワークや転職サイトからの応募の場合は、もっと通過率は低いです。
もちろん書類選考で落ちることもありますが、落ちた理由も担当キャリアコンサルタントが教えてくれます。
8.企業と面接
書類選考が通れば、次は面接です。
だいたい内定をもらうまでに2~3回ほど面接があります。
面接の日程は、全て担当キャリアコンサルタントが代行してくれます。
また、面接で聞かれる質問も担当キャリアコンサルタントが教えてくれる場合が多いです。
担当キャリアコンサルタントと相談しながら、必要であれば面接対策をしておきましょう。
一人で面接をするのが不安な場合は、面接に同行してもらえる場合もあります。
9.内定、オファー面談、入社
無事面接を突破すると、内定です。
たいていの場合は、内定を頂く前にオファー面談(条件交渉)がありmス。
就労条件や就労環境、入社までのスケジュール等の提示が企業からあります。
オファー面談は、面接ではないので、正直に自分の希望を述べてOKです。
もちろん聞きづらい質問などは、後で担当キャリアコンサルタント経由で聞いてもらうのもOKです。
年収などセンシティブな交渉の場合は、まずは担当キャリアコンサルタントに相談していました。
入社するかどうかは、担当キャリアコンサルタントや周りの人と相談しながら、慎重に決めましょう。
入社を決めたら、現職の退職手続きも始めていきましょう。
10.入社後のアフターフォロー
晴れて入社したあとは、定期的に担当キャリアコンサルタントが入社後の仕事や就労状況について、面談をしてくれます。
その時に、会社に言いづらい悩みや相談があれば、担当キャリアコンサルタントに相談することで、
適切なアドバイスをもらえたり、あなたの代わりに企業側に要望を伝えてくれたりしますよ。
入社後のアフターフォローまでしてくれるので、安心です。
【まとめ】障害者雇用なら転職エージェントの利用をおすすめする理由
転職エージェントの利用をオススメする理由は、以下の通りです。
転職活動をする上で、押さえておきたい転職エージェントは、以下の3つです。
- 大手企業・優良企業の求人数No1!
- 世界最大級の総合人材サービス企業が運営!信頼度が高く、安心感抜群!
- 約60%以上の方が年収300万円以上で転職!
- 40代以上の転職実績が豊富!40代以上転職者が約50%以上!
- 年収アップ、スキルアップを目指せる転職エージェント
- 完全無料で利用可能!
- 専任コンサルタントが面談から定着まで一貫してサポート
\30代以上、年収300万円以上を目指すならランスタッド!WEB登録後の面談で転職相談!/
- 47都道府県、2,2760件の就職支援サービス情報が掲載
- 30代以上の方の就職支援実績が豊富!
- 専属キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート
- 就労だけでなく、就労支援も豊富で様々な提案が可能!就労に不安がある人におすすめ
- 求人検索が簡単でわかりやすい
- 完全無料で利用可能!
\働きたいけど、正直不安がある…そんな方にオススメ!/
- 障害のある方の転職実績No1
- 障害者の就職・転職エージェント実績20年以上!
- 公開求人数は1,200件以上(非公開求人数は、多数)
- 完全無料で利用可能!
- 大手・優良企業の正社員求人多数!
- 障害特性別の専門スタッフの手厚いサポート