dodaチャレンジって実際どうなの?
転職エージェントって言われると、なんか敷居が高いけど利用したほうがいいの?
障害者雇用で転職を考えた時に、転職エージェントの中でも利用したいのが「dodaチャレンジ」。
その理由は、求人数が障害者雇用に特化した転職エージェントの中でも1番多く、サポートも充実しているため、
障害者雇用で本気で転職したいなら絶対登録した方が良い転職エージェントの一つです。
この記事では、dodaチャレンジの口コミや評判を徹底解説していきます。
企業側としてdodaチャレンジを利用していたので、その経験も踏まえて解説していきます。
本記事は、実兄に知的障害を持つアラサー会社員aamiが執筆しました。
大手メーカーにて障害者雇用の採用・教育に5年従事し、延べ100名以上の障害者の採用に携わった経験があります。
この経験から、障害者の採用や転職など、障害者雇用にまつわることを企業目線・プロ目線から役立つ情報を提供できればと思っています。
結論をいうと、dodaチャレンジの口コミ・評判は、良いものが多く、利用してみて損はない転職エージェントです。
業界大手サイトであるので、求人数も多く、キャリアコンサルタントの質も高いです。
ただ、デメリットとしては精神障害者の求人が少なかったり、利用したいと思っても登録時点で「あなたに合う求人がない」とお断りされるケースもあります。
もちろん、転職エージェントもあなたの転職を応援するために、あなたに合う求人を紹介したいと考えており、手間なく最初からはっきり「あなたに合う求人がない」と言われるのは、ショックな反面、時間の無駄にならないメリットもあります。
転職を考えているのであれば、メインで利用するかどうかは一旦置いといて、会員登録・面談を済ませていつでも求人を受けられる状態にしておくのがオススメです。
dodaチャレンジの概要
dodaチャレンジは、大手人材企業のパーソルグループが運営する、転職支援実績No.1(2018年~2020年)の障がい者特化型転職エージェントです。
東京・大阪・名古屋の3ヶ所にオフィスを構えており、対面式でのカウンセリングの他にも電話やチャット、テレビ電話など、幅広い対応をしています。
応募書類の添削や模擬面接などコンサルタントが分厚いサポートを行なっているので、入社後も就労に関する悩みがないか相談することが可能です。
dodaチャレンジの基本データ
タイプ | 障害者転職特化 |
利用料金 | 無料 |
対象地域 | 東京、大阪、名古屋(WEB対応可) |
対象障害 | すべて ※精神障害も可 |
求人数 | 約1,200件 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
障害者雇用に特化した転職エージェントの利用をおすすめする理由を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
dodaチャレンジの良い口コミ・評判
ここからは、dodaチャレンジを実際に利用した方々の良い口コミ・評判を紹介していきます。
良い口コミ1:担当が2人体制で手厚い
初回の面談で担当が2人ついて下さり、驚いた。はじめは1対2で話しにくいかなと思ったが、色々な角度から話を引き出してくれたり、提案もしてもらえるので良かった。担当との相性という点でも、2人いれば相性の良い方に相談するといったこともできるので尚良かった。
全員に担当が2人つくわけではなさそうですが、手厚い対応であるのは間違いないです。
担当が2人いれば、相性が良い担当に出会える確率も上がりますね。
良い口コミ2:非公開求人数が他社と比べて多い
サイトで公開されている公開求人は約500件だが、エージェントから紹介される非公開求人数がその10倍(約5000件)あると言われており、実際面談では非公開求人の情報を数多くもらえた。
非公開求人が、公開求人の約10倍というのはすごいですね。
求人の8~9割が非公開求人と言われているのも納得です。
他社の求人数は以下の通りなので、dodaチャレンジの求人数は他と比べて圧倒的に多いと言っても間違いなさそうですね。
転職サイト・転職エージェント名 | 求人数 |
atGP | 約900件 |
ランスタッド | 約300件 |
WEBサーチ | 約150件 |
ソーシャルパートナーズ | 約100件 |
良い口コミ3:障がいの種類別のアドバイザーがいる
身体障がい、知的障がい、精神障がいとそれぞれに専門のアドバイザーがいるため、特性に合わせたフォローをしてくれる。
お持ちの障がいによって働き方や希望もかなり差があるので、各障がいごとに専任がいるのは非常に嬉しいですね。
良い口コミ4:フォローがきめ細かい
専属のアドバイザーは臨床心理士の資格を持っている方も多く、豊富な経験と知識を生かし、1人1人に合った求人を探してくれる。就職してからも1ヶ月後、3ヶ月後にアドバイザーから連絡が入るので、職場で困ったことがあれば相談に乗ってもらえるので安心感がある。
これも専任のアドバイザーについての良い評価を受けていますね。
また、就職後のアフターフォローがあり、何かあれば相談できる体制なのは、心強いです。
良い口コミ4:dodaチャレンジ社員の60%以上が障害者
障がい者の転職サポートをしている企業にも関わらず、自社に障がい者が居ないということが良くあるが、dodaチャレンジは社員の60%以上が障がい者なので、よりリアリティーのあるアドバイスやサポートを受けることができる。
相談する相手が同じような境遇であることは心を開きやすいですし、障がいについても1から説明しなくてもわかってくれているので、不安要素がかなり取り除かれます。
深い話までできるので、ガツガツいろいろなことが聞けそうですね。
dodaチャレンジを利用してみたいけど、始め方や利用手順・流れがわからない!という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>【体験談】dodaチャレンジの始め方!登録手順・流れを徹底解説!気になるサポート内容は?
dodaチャレンジの悪い口コミ・評判
続いて、dodaチャレンジを実際に利用した方々の悪い口コミ・評判を紹介していきます。
悪い口コミ1:仕事を紹介してもらえなかった
dodaチャレンジに登録したものの、「紹介できる仕事がない」とメールが来ただけでその後も仕事の紹介をしてもらなかった。
メールで、「紹介できる仕事はない」と言われ、終了なのは流石に悲しいですね、、、。
実際、dodaチャレンジで仕事を紹介してもらえなかった、お断りされた、という口コミは多いです。
こういった人には、ある共通の特徴があります。
その特徴は、以下の通りです。
上記に当てはまっている方は、求人を紹介されないケースが多いです。
しかし、就職したいにも関わらず、dodaチャレンジにお断りされてしまっては、これからどうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
そういった方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>dodaチャレンジは求人を紹介されないってホント?体験してわかった真実とは…
また、dodaチャレンジに登録してみたものの、連絡が来なくなってしまった…という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>dodaチャレンジから連絡なし…。原因と解決対策を徹底解説
悪い口コミ2:地方求人が少ない
大都市部(東京・名古屋・大阪圏内)の求人がほとんどで、地方在住者は仕事が見つけにくい。
これはどの転職エージェントを利用しても同じで、地方の求人は少ないです。
地方在住者の方は、dodaチャレンジのような大きな転職エージェントと並行して、地方密着の人材会社や求人雑誌を利用するのも1つの手です。
悪い口コミ3:精神障害者の求人が少ない
dodaチャレンジだけのデメリットではないが、身体障がい者が就職しやすい一方で、精神障がい者はかなり就職しづらい現実がある。
身体障がいより精神障がいの方が就職が難しく、精神的なものは非常に治すのに時間がかかるので、
求人が少なかったり、就職しづらい現実があるのは仕方のないことなのかもしれません。
まずは、症状を安定させることが必要そうです。
dodaチャレンジは精神障害だとお断りされてしまうケースを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>【お断り?】dodaチャレンジは精神障害・発達障害だと登録できないってホント?
悪い口コミ4:各セミナーが首都圏で開催される
障がいの種類別に多数のセミナーを開催しているが、ほとんどが首都圏で開催されるため、地方在住者の参加がしにくい。
セミナーが都市部を中心に開催されるのも当たり前といえば、当たり前の話です。
しかし、現在はオンラインで開催されるセミナーも多くなっているので、1度確認してみましょう。
悪い口コミ5:障害者手帳が必要
dodaチャレンジは障がい手帳を取得済み、または申請中の人しか登録できないため手帳がない人は利用できない。
これは、dodaチャレンジだけではなく、どの障がい者向けの転職絵エージェントを利用しても同様です。
利用には基本的に障がい者手帳の所持が求められます。
口コミ・評判からわかるdodaチャレンジのメリット
dodaチャレンジを利用するメリットは、以下の通りです。
【口コミ・評判】dodaチャレンジのメリット1:求人数が多い
dodaチャレンジに掲載されている求人は約1,200件(2022年5月時点)。
他の転職エージェントと比較してわかる通り、求人数はかなり多いです。
転職サイト・転職エージェント名 | 求人数 |
atGP | 約900件 |
ランスタッド | 約300件 |
WEBサーチ | 約150件 |
ソーシャルパートナーズ | 約100件 |
もちろん、dodaチャレンジは、非公開求人も持っており、だいたい求人の8~9割は非公開求人と言われています。
そうなると、1,200件以上の求人数は確実にありそうですね。
【口コミ・評判】dodaチャレンジのメリット2:キャリアコンサルタントの質が高い
dodaチャレンジは、キャリアコンサルタントの質の高さも有名です。
あなたの転職の明暗は、キャリアコンサルタントの実力次第・・・といっても過言ではありません。
dodaチャレンジに所属しているキャリアコンサルタントは、すご腕の方ばかりです。
逆にキャリアコンサルタントの質が高いからこそ、dodaチャレンジは転職実績NO1ですし、満足度も高いのです。
dodaチャレンジのHPでキャリアコンサルタントが実名で公開するほど、キャリアコンサルタントの質には自信があるので、質の低い担当者に出くわす可能性は低いです。
また、業界大手なので、キャリアコンサルタントの数も多く、身体・精神・知的障害それぞれに特化した専門のキャリアコンサルタントが付いてくれるのも魅力の一つです。
【口コミ・評判】dodaチャレンジのメリット3:地方求人も多い
障害者雇用枠の求人は、都心に多く、地方は少ない傾向です。
この傾向は、一般雇用枠も同じで、都心に企業も人も集中しているからです。
地方で障害者雇用枠の求人を探したことがある人は、おわかりかと思いますが、障害者雇用枠の求人はかなり少なく、仕事を選べるほどの求人がないことも多々あります。
そのため、障害者雇用枠で仕事を探すことを諦め、障害を公表せずに一般雇用枠で働こうと考える人が多いです。
できれば今住んでいるところの近くで障害に配慮してもらいながら働きたいと考える人も多いですが、なかなか難しいです。
そういった地方の障害者雇用枠の求人事情ですが、dodaチャレンジは、都心に比べ求人数は少ないものの、下記のように地方求人も扱っている数少ない転職エージェントです。
下記は、dodaチャレンジの地方別求人数です(2022年5月時点)。
北海道:78件
東北:101件
関東:891件
北信越:65件
東海:198件
関西:402件
中国/四国:112件
九州/沖縄140件
上記の求人数にプラス非公開求人もあるため、総数はもう少し増えます。
地方で障害者雇用枠で就職・転職活動を行うのであれば、1つでも多くの求人を知っておいたほうが有利です。
地方で障害者雇用枠での就職・転職活動を検討している方は、こちらの記事も参照してください。
>>【地方の障害者転職】おすすめ転職エージェントと成功させるコツを徹底解説!
【口コミ・評判】dodaチャレンジのメリット4:ハイクラス求人も探せる
dodaチャレンジは、年収500万円以上を狙う方向けのハイクラス求人専門サービスもあります。
【dodaチャレンジの登録フォームの一部】
ここにチェックを入れるだけで、新たに登録せずハイクラス求人の紹介を受けることができます。
障害者雇用でハイクラス向けのエージェントサービスはまだまだ少ないので、該当する方にオススメです。
dodaチャレンジのデメリット
ここまで、dodaチャレンジのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。
dodaチャレンジのデメリットは下記の2つです。
【口コミ・評判】dodaチャレンジのデメリット1:一度にたくさんの求人を紹介される
一般的には、書類選考の通過率は、3割程度です。
そのため、10社応募しても、面接が出来るのは2~3社程度です。
内定まで至るのは、だいたい20~40社受けて1社もらえる程度の確率です。
そのため、内定を1社もらうためには最低でも20社は応募しないと厳しいのです。
その実情を知っているため、担当キャリアコンサルタントはたくさんの求人を紹介してくれます。
しかし、こちらとしては、その実情をあまり理解していないがために、ガンガン求人を紹介されて、迷ってしまったり、引いてしまう・・・なんてことも・・・。
人によっては、
適当に求人を紹介しているだけでは・・・?
と思ってしまう人も居ます。
転職意欲の温度差でこういう状況になってしまうので、転職をしようか迷っている、どんな求人があるのかまずは知りたい場合は、その旨を担当キャリアコンサルタントに伝えましょう。
そうすれば、求人をガンガン紹介することなく、あなたのペースに合わせて相談に乗ってくれますよ。
【口コミ・評判】dodaチャレンジのデメリット2:全業種の求人を扱っているため、専門分野に弱い
dodaチャレンジは、全業種の求人を扱っている総合型の転職エージェントです。
総合型の転職エージェントのメリット・デメリットは下記の通りです。
IT分野など、特定の業界のみへの転職を考えている方は、dodaチャレンジのような総合型転職エージェントである程度の求人数を確保しつつ、業界特化型の転職エージェントに登録するのがオススメです。
dodaチャレンジを利用した企業側からの口コミ・評判
ここからは、利用者側ではなく、企業側から見たdodaチャレンジの印象・評価を紹介していきます。
これは、私が実際に採用企業側としてdodaチャレンジを利用してみて分かったことです。
これを知っていることで、利用者側も安心して利用できますし、dodaチャレンジのすごさを知ることが出来るので、あえて紹介していきます。
【口コミ・評判】その人の特性を見極め、求人に合った人材を紹介してくれる
求人を複数出してみたものの、求める人材像に合う人の応募がほとんどないことが多く、なかなか採用に至らず悩んでいました。
しかし、dodaチャレンジの場合、求人票やヒアリングから、こちらが求める人物像を明確にイメージしてもらい、
実際にdodaチャレンジ経由から応募してきてくれた人も、求める人物像に近い能力やスキルを持った方が多かったです。
そのため、dodaチャレンジ経由で応募してきてくれた人を採用することが多く、
マッチングのスキルの高さに感銘を受けた経験があります。
そのため、dodaチャレンジで紹介された求人は、本当に利用者に合う求人を紹介してくれます。
これなら、dodaチャレンジが転職実績No1の理由もわかりますね。
dodaチャレンジは、目利きのプロですね。
【口コミ・評判】キャリアコンサルタントの質が高く、必要かつ重要な情報を伝えてくれる
障害者雇用は、一般雇用に比べ、離職率が高いため、採用する側も慎重になります。
特に、業務に支障が出るようなことについて企業側は気にしますが、
面接の場で応募者に嘘を付かれたり、話を盛られたりしても企業側は気づくことはできません。
dodaチャレンジのキャリアコンサルタントは、企業が不利にならないよう、面談の内容や印象などから、
企業にとって必要かつ重要な情報を教えてくれ、これが実際に役立っています。
例えば、会話のキャッチボールが遅め、提出書類などは事前に全部準備して持ってきてくれる、納期や時間はきちんと守ってくれるなど、
書類や面接からはわからないけど、仕事をする上で重要になる情報を教えてくれるので、安心して採用できます。
逆に利用者側からすると、キャリアコンサルタントから企業側に、自分の良い所をアピールしてくれたりするので、
面接で上手くいかなかった・・・としても、まだ希望はあります。
障害に対する知識も豊富で、的確な助言をしてくれる
障害者に対する理解は深まってきている一方で、障害に対する知識がなく、どう対応したら良いの困っている企業も多いのも事実です。
障害名と等級だけでは判断できない部分も多いですが、
dodaチャレンジのキャリアコンサルタントは、障害に対する知識も豊富なので、
応募者がどんなことを得意としているのか、不得意なのか、配慮すべきことなど、助言をしてくれるため、
入社後、その人が働いているときのイメージも付きやすく、企業側が気を付けることも把握できます、
第三者の目線から的確な助言をしてくれるので、
利用者にとっても、企業にとっても安心して、採用することができます。
dodaチャレンジのキャリアコンサルタントは、利用者と企業側の認識・意識の違いを的確に把握し、必要なサポートをしてくれています。
企業側からも印象が良いdodaチャレンジなら、あなたの転職活動も上手くいきそうですね。
dodaチャレンジの利用手順
dodaチャレンジは、求人検索自体は会員登録しなくても利用できますが、
求人への応募や転職支援サービスは会員登録&初回面談を終わらせないと利用できません。
初回面談さえ終わらせれば、あとは担当のキャリアコンサルタントが転職活動をフルサポートしてくれます。
転職エージェントの利用の流れは、以下の通りです。
- 会員登録
- 面談の日程調整
- 面談用の履歴書・職務経歴書の準備
- 担当キャリアコンサルタントと面談
- 求人紹介を受ける
- (必要であれば)履歴書・職務経歴書の添削を受ける
- 応募したい企業に書類を提出
- 企業と面接
- 内定、オファー面談、入社
- 入社後のアフターフォロー
1.会員登録
まずは、利用したい転職エージェントの会員登録が必要です。
ホームページからWebで簡単に登録できますよ。
dodaチャレンジのHPから、「まずは会員登録(無料)」をクリックする
次に個人情報を入力していきます。
入力事項は、名前、性別、誕生日、住所、電話番号、メールアドバイス、障害について、転職理由などです。
全て選択式なので、簡単に入力できます。
入力できたら、「同意して確認画面に進む」をクリック。
確認画面で入力した内容に問題が無ければ、「登録する」をクリック。
登録したメールアドレス宛に登録完了の自動メールが届きます。
これで、会員登録が完了です。
WEBで会員登録はしたものの、その後dodaチャレンジから連絡が来ない…という場合もあります。
dodaチャレンジから連絡が来ない場合の対処方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
>>【体験談】dodaチャレンジから連絡なし…。原因と解決対策を徹底解説
2.面談の日程調整
会員登録が完了すると、担当者から電話やメールにて面談の日程調整の連絡が来ます。
都合が良いタイミングに面談を依頼しましょう。
3.面談用の履歴書・職務経歴書の準備
だいたいの転職エージェントは、面談前に履歴書・職務経歴書の提出が求められます。
電子上での提出が多いので、ワードやエクセルで準備しておくと便利です。
また、転職エージェントによっては、この時点で障害者手帳の提出を求められる場合があります。
4.担当キャリアコンサルタントと面談
初回面談は、転職エージェントに所属するキャリアアドバイザーと1対1(dodaチャレンジの場合1対2の場合もある)で行います。
大枠の面談の流れは、下記の通りです。
- ステップ1自己紹介
- ステップ2経歴や職歴、仕事内容の確認
- ステップ3障害内容や障害特性の確認
- ステップ4転職理由やキャリアプランの共有
- ステップ5転職先に求める条件を確認
- ステップ6求人の紹介
基本的には、あなたの職務経歴や障害について、転職の希望条件をヒアリングされます。
ここでのヒアリングはとても大事になるので、事前に何を伝えるか、正直に素直にキャリアアドバイザーに自分の考えを伝えましょう。
初回面談を実施する目的やメリット、注意点などは下記の記事にまとめています。
>>【障害者向け】転職エージェントの面談を徹底解説!事前準備と面談の流れ
5.求人紹介を受け、応募する
転職エージェントからの求人紹介は、初回面談の最後、もしくは、面談後にメールにて紹介されます。
紹介された求人を見て、良さそうな企業に実際に応募していきます。
応募で必要な書類は、基本的には履歴書・職務経歴書の2つです。
もちろん、企業によって提出する書類が異なるので事前に求人票を確認しておきましょう。
ここでのポイントは、履歴書や職務経歴書を自分で書いた後に、担当のキャリアアドバイザーに確認・添削してもらいましょう。
転職のプロ目線で、フィードバックしてもらえるため、履歴書・職務経歴書のブラッシュアップが可能です。
また、応募書類と一緒に推薦状も担当のキャリアアドバイザーが用意してくれます。
サポート及び企業へのアピールを行い、選考通過率を上げてくれるのが、転職エージェントを活用する大きなメリットです。
転職エージェントを活用した場合、選考通過率は2~3倍にアップする理由は、ここにあるんですね。
6.各求人企業の選考を受ける(面接)
応募書類が揃うと、担当のキャリアアドバイザーが企業に提出してくれます。
そして、そのまま書類選考が行われ、受かると次は面接です。
ここでも、担当のキャリアアドバイザーによるサポートが受けられます。
具体的なサポート内容は下記の通りです。
- 過去に応募した方の情報をもとに想定質問の共有
- 転職エージェントが開催する面接対策セミナー
- 想定質問に対する回答の添削
- 実際の面接を想定した模擬面接
初めての転職でよくわからない、不安、など何かしら困ったことがあれば担当のキャリアアドバイザーに遠慮せずに相談しましょう。
必ずあなたの力になってくれますよ。
7.内定・内定後手続き
無事に内定が企業から出ると、次は条件交渉を行っていきます。
これは、あなたが行うのではなく、担当のキャリアアドバイザーが代行してくれます。
ここで交渉することは、希望年収や入社のタイミングです。
これらを担当のキャリアアドバイザーに伝えると、できるだけ条件が合うように交渉してくれます。
これが完了したら、現職の退職準備を行い、入社まで身の回りの整理を行っていきましょう。
8.入社後のアフターフォロー
晴れて入社したあとは、定期的に担当キャリアコンサルタントが入社後の仕事や就労状況について、面談をしてくれます。
その時に、会社に言いづらい悩みや相談があれば、担当キャリアコンサルタントに相談することで、
適切なアドバイスをもらえたり、あなたの代わりに企業側に要望を伝えてくれたりしますよ。
入社後のアフターフォローまでしてくれるので、安心です。
【dodaチャレンジの賢い利用方法】登録編
とりあえずdodaチャレンジを利用してみようと感がている方も多いと思いますが、
スムーズに転職活動を進めたいのであれば、転職エージェントは2~4社複数登録するようにしましょう。
下記のように、実際、転職に成功した人の64%が転職エージェントを2社以上利用しているデータがあります。
効率的に転職活動を進めたいなら、転職エージェントの複数利用は必須です。
複数利用してみて1番自分に合いそうなエージェントを選びましょう。
dodaチャレンジ以外の障害者向けの転職エージェントでおすすめなのは、atGPとLITALICO仕事ナビです。
どちらも求人数が多く、業界大手なので安心して利用できます。
【dodaチャレンジの賢い利用方法】初回面談編
担当のキャリアアドバイザーとの初回面談で気を付けておきたいポイントは、下記の3つです。
.以上3つについてそれぞれ詳しく解説していきます。
担当のキャリアアドバイザーには素直に正直に話す
担当のキャリアアドバイザーに良く思われたい、という理由から、嘘を付いてしまったり、話を盛りすぎる、悪い話やネガティブな話をしない人が居ますが、これはNGです。
このようにしてしまうと、担当のキャリアアドバイザーはあなたに最適な求人紹介や選考対策ができません。
初回面談では、担当のキャリアアドバイザーとの信頼関係の構築がとても大事です。
転職理由や休職期間がある場合など、「ちょっと言いづらいな」と思うことやネガティブなことも包み隠さず話すことで、あなたへの理解が深まり、あなたに合った求人や対策を講じてくれます。
よく見られたい、初回面談も面接と同じ・・・と思ってしまっている方も多いですが、初回面談はあなたの人となりを知り、今後のサポートに活かすためのものです。
転職希望時期は3カ月以内と伝える
キャリアアドバイザーへは、「転職の意欲が強い」ことをアピールしておきましょう。
転職希望時期が半年や1年以上になると「転職の意欲が低い」と思われてしまうため、優先順位を下げられ、十分なサポートを受けることが難しくなってしまいます。
そのため、転職への本気度が高いと見せることが大事です。
また、求人は基本的に3カ月で入れ替わることが多いため、今ある求人を紹介してもらうためにも、「3カ月以内」と伝えるのがベストです。
紹介された求人に応募するかは自分で判断する
担当のキャリアアドバイザーに紹介された求人に全て応募してしまう人も居ますが、これはオススメしません。
なぜなら、やみくもに応募していることになってしまうからです。
また、紹介された求人が全てあなたの希望に合っているとも限りません。
提案された求人を見返して、本当に自分の希望に合っているか、希望のキャリアを歩めそうかなどをしっかり自分で判断して、応募しましょう。
担当のキャリアアドバイザーを信頼できない、相性が良くないと感じるようであれば、担当変更を依頼したり、他の転職エージェントに変更することも視野に入れてください。
相性が悪いキャリアアドバイザーのサポートを受けても疑心暗鬼になってしまったり、転職活動が上手くいかなくなってしまうことも多々あり、お互いにリスクでしかありません。
【dodaチャレンジの賢い利用方法】選考編
続いて、dodaチャレンジを賢く利用する方法の選考編です。
dodaチャレンジを賢く利用するには、下記のサポートを行ってもらいましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
面接対策をしてもらう
dodaチャレンジに限らず、転職エージェントは求人企業の面接の傾向を把握しています。
そのため、面接において面接官がチェックしているポイントを重点的に対策できます。
また、面接で聞かれる想定質問なども事前に教えてもらうことができるため、事前に回答を用意しておくこともできます。
自己紹介や志望動機、障害について、転職理由なども、具体的にどう回答すれば良いかなど具体的にアドバイスしてもらえます。
これまで多くの転職者を支援してきたdodaチャレンジの実績から、重要ポイントや注意点などは熟知しています。
日程を上手く調整してもらう
複数の企業に応募している場合、面接のダブルブッキングなどが起こり得ます。
それを未然に防いだり、内定各程度の回答期間を調整してもらいましょう。
複数応募した企業の内定が同じくらいのタイミングに出るよう調整してもらうこともできます。
調整してもらうことで、考える時間ができ、じっくり意思決定できますよ。
残業や福利厚生など聞きにくいことは担当者経由で質問する
残業時間や福利厚生などの待遇など聞きにくい質問は、担当のキャリアアドバイザーを通じて質問するのがベストです。
企業に直接聞いてしまうと、「待遇ばかり気にしている…」と思われる原因にもなるので、直接の質問は避けましょう。
転職活動に関すること、求人企業に関することは、とりあえず一旦すべて担当のキャリアアドバイザーに聞いてみるのがオススメです。
担当のキャリアアドバイザーは、企業情報や職場の雰囲気、以前に転職した人の情報を持っており、表には出ない実情を把握しています。
面接後にアフターフォローをしてもらう
担当のキャリアアドバイザーは、あなたの面接が終わった後、企業側の担当者と連絡を取ります。
そこで、面接で上手く言えなかったことを伝えておけば、フォローしてくれます。
また、入社意思を伝えておけば、担当のキャリアアドバイザーを通じて企業に入社意思が強いこともアピールできます。
企業側の評価やフィードバックを教えてもらう
面接終了後、担当のキャリアアドバイザーは企業側の担当者と面接を通じて感じた評価や懸念点をヒアリングしています。
そのフィードバックを教えてもらうことができるため、二次面接など今後の面接などで対策を施すことができ、選考通過率は上がりやすいです。
企業の評価やフィードバックを聞けるのは、転職エージェントを利用するメリットですね。
年収・待遇交渉を代行してもらう
年収や待遇の交渉も担当のキャリアアドバイザーが行ってくれます。
自分で交渉することもできますが、自分の希望を上手く伝えられなかったり、上手く交渉できないという場合も多いです。
また、転職エージェントは、企業に入社した人の年収の30%前後を成果報酬としてもらうビジネスモデルです。
そのため、なるべく高い年収で企業と交渉してくれます。
もちろんあなたの希望年収をもとに交渉が行われるため、そういった意味では安心してくださいね。
【dodaチャレンジ】Q&A
dodaチャレンジ利用に関するよくある質問について、ここでいくつか解説します。
会員登録なしで求人に応募できますか?
dodaチャレンジに掲載されている求人には、dodaチャレンジを介さずに応募することはできません。
転職支援サービスへのご登録とキャリアカウンセリングを経て応募となります。
正社員としての就業がないと利用できませんか?
就業経験がない場合でもサービスの利用は可能です。
面談はどこで受けられますか?
対面式のキャリアカウンセリングは、本社、東京(丸の内)、関西オフィス、中部オフィスでの実施となります。
その他、電話・チャット・TV電話など、オンラインでも対応いたします。
発達障害や精神障害の人は登録できないってホントですか?
障害種別で、登録できる・できないといった判断はしておりません。
ただ、その人の希望に合った求人を紹介することができない場合は、その旨をお伝えしております。
この質問に対して、より詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
>>【お断り?】dodaチャレンジは精神障害・発達障害だと登録できないってホント?
【まとめ】dodaチャレンジは登録して損はない転職エージェント
障害者雇用枠は、一般雇用枠に比べ求人数が2%程度しかないので、求人をより多く知っておくことが転職成功の秘訣です。
dodaチャレンジは、障害者雇用の転職エージェントの中で求人数が多く、利用しないメリットはありません。
また、完全無料で利用可能なので、転職するかどうか少しでも迷っているなら、無料登録&初回面談を済ませておくのがおすすめです。
>>【障害者雇用】転職エージェントをおすすめする理由とは?メリット・デメリット・利用までの流れを徹底解説!
転職エージェントに相談できない、転職だけでなくキャリアや仕事についてもっと幅広く相談に乗って欲しい方は、下記の私が運営するオンラインサロン「障害者のキャリアサロン」で相談してみてくださいね。