自己PRってどう書いたら良いかわからない・・・
何をどうアピールしたら、企業に印象良いの?
誰もが悩む自己PRですが、中でも障害者雇用の場合、自己PRも少し工夫が必要です。
しかし、なかなか自己PRを書こうと思っても、筆が進まず、悩んでしまう人も多いですよね。
この記事では、元障害者雇用採用担当の私が、企業に印象が良い自己PRをアピール項目別にまとめました。
自己PRで悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
本記事は、実兄に知的障害を持つアラサー会社員aamiが執筆しました。
大手メーカーにて障害者雇用の採用・教育に5年従事し、延べ100名以上の障害者の採用に携わった経験があります。
この経験から、障害者の採用や転職など、障害者雇用にまつわることを企業目線・プロ目線から役立つ情報を提供できればと思っています。
自己PRの基本的な書き方については、こちらの記事を参考にしてください。
自己PRで押さえるべき4つのポイント
自己PRで押さえるべき4つのポイントは下記の4つです。
自己PRはなんとなく自分をアピールすれば良いと思いがちですが、「なんとなく」ではいけません。
ポイントを押さえることで、相手に効果的にあなたの人となりが伝わります。
上記のポイントを押さえて、職種ごとに自己PRの例文を紹介していきます。
自己PRの詳しい書き方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
障害者雇用の就職・転職の自己PRで重要なのは、「会社に利益をもたらせる人材」と伝えること
自己PRで、最も重要なことは、「あなたは会社に利益をもたらせる人材」であることを、採用担当者に伝えることです。
会社は、言うまでもなく利益を求めています。
ボランティアで採用しているわけではありません。
会社に利益をもたらせてくれる人材を欲しています。
そのため、あなたを採用するメリットがわかれば、採用担当者も採用しやすくなります。
採用担当者も、「なぜあなたを採用したのか」「なぜあなたを面接に呼んだのか」その理由を上司などに説明する必要があります。
「〇〇な人だから、採用(もしくは通過)しました」とはっきり言える何かを欲しています。
応募者の中には、自分のことしか興味ないのか、企業側に要求・要望ばかりして、自分を採用するメリットを提示してくれない人が多いです。
そういった人は、自己PRもどこかズレていることがほとんどです。
【障害者雇用】シチュエーション別自己PR
就職・転職活動をする上で、それぞれ今の状況や状態は異なります。
ここでは、転職回数が多い場合や、ブランクがある場合、フリーターから正社員を目指す場合など、シチュエーション別に自己PRを紹介していきます。
ぜひ、自分に合いそうなシチュエーションを探してみてくださいね。
精神障害の方は、一般的に採用されにくいと言われています。
そのため、他の障害の方よりも、しっかり準備し対策しておきたいものです。
精神障害の方が、採用されにくい原因や対処方法を知っておきたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用】転職回数が多い場合の自己PR
大学卒業後、正社員として店舗販売、法人営業、個人営業を経験し、派遣社員としてコールセンターにて業務を実施してまいりました。
私は、人と接することが大好きで常に人と関わる業務に携わり、それぞれの企業において、独自の営業手法や、顧客層への営業を経験しております。
お客様のニースを速やかに把握し、満足していただける商品をご紹介し、的確な商品説明、納期遵守を徹底してきました。
何事も興味を持ったら行動に移さなければ気が済まない性格から、転職を3回経験しましたが、今後は、1社に長く勤め、会社への利益を追求しつつ、自分の存在価値を高めていきたいと考えております。
そのためには、常に問題意識を持ち、日々よりよいものを求めて改善していくことが大切だと考えています。
前々職において、新入社員の教育に携わった経験も活かし、将来は、優秀な部下を育て企業に貢献できる管理職として活躍したいと思います。
転職回数が多い人は、採用されにくいと言われますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
転職回数が多くて不安がある方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用】フリーターから正社員を目指す場合の自己PR
私は、アルバイトとして1年間コンビニエンスストアで、新人アルバイトのトレーニングやシフト管理を行っておりました。
新人アルバイトのトレーニングでは、トレーナーとして教える際に「わかっているだろう」「できるだろう」という気持ちで教えるのではなく、できるまで何回でも根気よく教育することを意識してきました。
また、シフト管理では、個々の要望や時間帯別従業員の数などを把握しつつ、全体最適を考え、シフト組みを行ってきました。
これらの経験から、新人の教育や全体を考えたマネジメントスキルを身に付けることが出来ています。
正社員の経験はありませんが、アルバイトであっても正社員である上司の目線に立って常に業務を遂行してまいりました。
アルバイト以上に責任感と積極性が求められるかと思いますが、正社員として1日も早く戦力として活躍できるよう頑張りたいと思います。
障害者雇用で正社員を目指している方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用】求人の募集条件を満たしてない場合の自己PR
高校卒業後、建設会社にて経理業務を行ってきました。
具体的な業務内容は、伝票処理、請求処理、予算・実績、決算処理に携わってきました。
経理知識は実務で身に付けてきたため、今回気syあの募集条件にあります簿記2級は所持しておりませんが、実務経験があるため、即戦力として貢献できると自負しております。
もちろん、今年度中に同資格の取得を考え、現在独学で勉強中です。
部署内異動も多く、新しい環境でも良好な人間関係を構築することを得意としており、貴社においても速やかに職場に溶け込むことができるだけでなく、必要あれば、実務経験を活かし、部下や後輩の指導や管理面でも能力を発揮できます。
【障害者雇用】資格はあるが、実務経験がない場合の自己PR
状況分析力、粘り強さ、数字の把握、説明力を強みとしたスタイルは、自らの業績管理や業務改善提案(職務経歴に詳細)にも活用していました。
簿記の勉強を独学で始めた影響で、営業所の利益・コストのデータから問題点を分析、実際に試してみた結果を数字に置き換え、問題改善策を提案しました。
この試みは社長賞を受賞したほか、月ごとの予算達成にも貢献できたと考えています。
こうした意識で仕事をしていくうちに、より専門的な経理や会計知識を身に付け、経営に近い多くの情報が集まる環境で働きたいという思いが芽生えました。
将来的には、経理・会計の専門家として数値面の分析と現場感覚も加味した業務提案をしてみたいと考えています。
その目標に近づくために、在職中に簿記検定を受け、退職後CPA受験に向けた勉強をしてきました。
【障害者雇用】職歴にブランクがある場合の自己PR
前職では、営業事務として、見積・発注・納品・請求書作成などを行ってきました。
前職退職後7カ月のブランク期間がありますが、事務スキルを高めたいと考え、日商簿記2級を取得し、パソコンの基本スキル(Word・Excel・access)を高める勉強をしてきました。
営業事務においては、迅速かつ正確な事務処理が求められますが、自己啓発したことを業務に活かし、貴社に貢献していきます。
前職では、、営業社員の方は気持ちより仕事ができるよう、スピーディーさと正確さを兼ね備えた業務遂行に努めてきました。
また、販売促進資料作成時には、事前に営業社員と年密な打ち合わせを行い、見やすくわかりやすい資料作りを行っております。
営業用プレゼンテーション資料を、直前に全て作成し直すことになった際、納期を遵守するために連日深夜まで資料を作成し、無事受注が取れたことがあります。問題が生じたときこそ、何をすべきか優先事項を考え、責任ある行動で取り組んでいきたいと思います。
ブランクがあると転職活動は不利になる?不利にならないためにはどうしたら良いか知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【障害者雇用】派遣社員から正社員を目指す場合の自己PR
私は、これまで派遣社員として、出版社に勤務し編集業務を行ってきました。
前職では、派遣社員は企画段階から参画せず制作進行管理のみに携わるなど業務上の成約がありました。
しかし、業務を行うにつれて、企画や取材交渉、編集まで一貫して業務を遂行したいと考えるようになりました。
編集業務では、納期に追われることや突発的な問題が起こりますが、どのような状況でも解決方法があると確信し、解決まで諦めずに問題解決に努められます。
また、冷静に優先事項を考え、行動し、当面のことだけでなく全過程をしやにいれた状況判断を行うよう努めてきました。
幅広い視野を常に持ちつつ、最適解を導くことが出来る長所を活かし、貴社に貢献していきたいと思っています。
【障害者雇用】求める人物像・長所に合わせた自己PR
続いて、精神障害者の特性に応じ、求める人物像・長所に合わせた自己PRの例文を紹介していきます。
【障害者雇用の自己PR】正確にコツコツと作業できることをアピール
私は、正確にコツコツと業務をこなしていくことができます。
例えば、人がすぐに飽きてしまうような単純作業や簡単な作業でも、集中力を切らさずに、業務に取り組むことができます。
その理由は、これまで働いていた工場内での検品作業にて、他のメンバーは検品漏れやチェック漏れが発生してしまっていたにも関わらず、私は業務を担当してからミスすることなく、業務を実施することができていたからです。
単純作業でも1つ1つ確実に作業を行っていくことを得意なため、ルーティン業務やマニュアル化された業務であり、正確性を問われる事務職で、私の能力が最大限発揮できると共に、貴社に貢献できると考えています。
【障害者雇用の自己PR】責任感をアピール
販売の仕事で、「お客さまの期待以上の接客を行いたい」という思いから、ご要望にお応えできなさそうな時も納得いただけるよう、できることはすべて行うようにしています。
希望の商品がない時も部分的でも要望を満たせる商品を探したり、代替案をお持ちすることで喜ばれ、その後お得意さまになっていただくことができました。貴社の業務でも、お客さまに喜んでいただけるよう全力で貢献したいと思います。
販売の仕事で、「お客さまの期待以上の接客を行いたい」という思いから、ご要望にお応えできなさそうな時も納得いただけるよう、あきらめずにできることはすべて行うようにしています。
ある時、お客さまが注文された商品が生産終了になっており、お電話で連絡をしなければならなかったのですが、ただ「生産終了になっていました」とお伝えするだけで終わらないようにしました。
代替できる商品をほかのメーカーのものも含めて探し、注文されたものとの違いや、良い点・悪い点なども説明できるように調べてからご連絡しました。その結果、お客さまに非常に喜ばれ、代替案として提案した商品を買っていただくことができ、その後お得意さまになっていただけました。
貴社の業務でも、お客さまに喜んでいただけるよう全力で貢献したいと思います。
【障害者雇用の自己PR】段取りを立てて計画的に物事を進められることをアピール
私の強みは計画性があるところです。前職では複数の業務を担当していたため、1カ月・1週間・1日のスケジュールを立て、優先順位を決めて仕事を行っていました。具体的には、カレンダーに締め切りや納期等を書き込み、翌週の予定も確認しながら、今週できることは前倒しで取り掛かり、早めに仕上げるように心掛けました。
その結果、期日があるものに遅れたことはなく、また他部署の方からも「書類を早く回してくれるので助かる」との声をいただきました。貴社でもこのように計画性とスピード感を持って、業務に貢献していきたいと思います。
他にも、下記のことをアピールするのもおすすめです。
- 自分で「To do List」を作り、やるべき仕事を管理した
- 業務で確認が必要な時は事前に戦法のスケジュールを把握するようにした
- 上手くいったこと、失敗したことなどをメモしておき、次に同じ仕事をするときの参考にして効率よく仕事ができるようにした
など、あなた自身は「些細なこと」「取るに足らないこと」だと思っていても、立派な工夫です。
具体的な行動内容を交えて説明できるとなお良しです。
就職・転職活動で悩みがちな志望動機についても下記の記事でまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
そもそも精神障害に向いている仕事を知りたい!という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
【障害者雇用】職種別自己PR:事務職
事務職で評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1:経験者の場合】
前職の営業事務で経験した業務内容は、主に受発注管理と請求書作成です。お客様と営業の間に入ってスケジュールを調整することが多く、日々社内外の方とコミュケーションを取りながら働いていました。
私がスケジュール調整を行なった結果、お客様から「予定通りスムーズに納品されて助かった」「次回も◎◎さんに担当してほしい」といったお言葉をいただくこともあり、やりがいに感じておりました。
こうした経験を活かして、より多くのお客様の役に立つ仕事がしたいと考えたことが、今回応募した理由です。
いち早く業務に必要な知識を習得し、調整力やコミュケーション力を活かして、お客様の満足度向上に貢献したいと考えております。
【例2:PCスキルをアピールする場合】
前職では、PCを使用したデータ入力やデータ集計などの業務が多くありました。
PCスキルやITリテラシーを高めるために、入社1年目にMOSとITパスポートの資格を取得しております。
資格取得のために勉強した内容は、日々の通常業務だけでなく、業務マニュアルの整備や新人教育にも活かすことができました。
今回募集されているのは貴社初の事務職とのことで、業務フローの確立などが急務だと考えております。
前職時代に取得したスキル・資格を存分に活かし、貴社に貢献したいと思います。
【例3:正確性をアピールする場合】
私は慎重な性格で、ミスなく仕事を進めることを得意としております。
前職はスーパーでレジ業務を務めてきましたが、自分を過信せずに確認を徹底することで、最もミスが少ないスタッフとして店長からお褒めの言葉を頂きました。
貴社の経理事務は、日々多くの見積書や請求書を扱う仕事だと思います。
そのため、正確性を重んじ、何事にも慎重に取り組む姿勢を活かしていきたいと考えております。
【例4:正確性をアピールする場合】
私は慎重な性格で、仕事を正確にやり遂げることを信条としております。
前職でも事務職として会議資料の作成をしていましたが、業務の前倒しを心がけ、余裕を持った作成スケジュールを組めるようにしました。
これにより、ミスのない資料を仕上げるができたほか、開始間際の差し込み依頼にも対応でき、部長から「〇〇さんがいてくれて助かるよ」とお褒めの言葉を頂きました。
貴社の営業事務は、見積書をはじめミスが許されない書類を多く扱うと存じています。
そのため、正確さを重視する姿勢を活かして業務に取り組みたいと考えています。
【障害者雇用】職種別自己PR:清掃業
清掃業で評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1:コミュニケーション能力をアピール】
私には様々な人と円滑にコミュニケーションが取れる強みがあります。
アパレルショップの店員として2年間働いているのですが、10代から60代まで様々な年代の方が日々来店されます。
お客様一人一人、自分だけで服を選びたい人もいれば、どんな服が合うかアドバイスを求めるような人もいたので、できる限り相手の求めているコミュニケーションを推測して応対することを心がけていました。
清掃職として働く上で、チーム内でのコミュニケーションを取り、モチベーションアップを図ったり、効率的に業務を進めていくことができると感じております。
私の強みであるコミュニケーション能力を活かし、円滑に業務をこなすのに欠かせないような人材へと成長していきたいです。
【例2:責任感をアピール】
私は、どんな仕事でもやり抜く責任感があります。
私は1年間カフェでアルバイトをしていました。
「お客様に美味しいコーヒーや食事を楽しんでもらうにはどうすればいいだろう」と考えた結果、店内を清潔に保とうと思い立ちました。
そこで、私は営業終了後の掃除を人一倍頑張りました。床や机の掃除の他にも、窓拭きにも力を入れていました。
掃除は地味な仕事に見られがちですが、お客様を大切にする思いは誰よりも強い自信がありました。
その気持ちがあったからこそ、責任を持って店内の掃除を続けていたのだと思います。
御社に入社後も「お客様第一」の精神で自分にできることを全力でやっていきたいです。
【例3:几帳面さをアピール】
私の強みは、几帳面な性格からくる真面目さです。
前職では、地味なオフィスワークや業界用語を覚える作業が多いことに不満を漏らす同僚が多くいました。
しかし、私は今の業務を完璧にこなすことができれば、より早く成長することができると思い、任された仕事を誰よりも丁寧かつスピーディーにこなせるよう意識して行動しました。
内容としては、任された仕事の提出期限を必ず確認し、やるべき項目とそれにかかる目安の時間を紙に書いてタスク化をしています。
可視化することで、進捗具合ややるべきことの整理がつき、提出日ギリギリで慌てることや仕事が雑になることを防ぐ事ができました。
結果、上司や先輩から「安心して任せられる」「いつもミスなく丁寧な仕事をしてくれる」との評価をいただきました。
この性格を活かし、貴社でも愚直に仕事に取り組みたいと思います。
【障害者雇用】職種別自己PR:データ入力作業
データ入力作業で評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1:我慢強く根気をアピール】
私は真面目な性格で、始めたことを最後までやり抜く頑固なところがあります。
あまり人と話すのは得意ではありませんが、時間をかけて馴染んでいけるよう、これまでの職場でも心がけてきました。
どちらかというと冷静なタイプなので、トラブルがあってもあまり慌てずに対処することも得意です。
新しい職場にチャレンジして、新しいスキルを磨ければと考えています。
【例2:タイピングスキルをアピール】
もともとPCを触るのが好きでタイピングゲームを日課にしていましたので、タイピング入力には自信があります。
入力の正確さやスピードには誰にも負けないと思っています。
自分の得意なことを活かして仕事ができればと思い、応募させていただきました。
地道にコツコツと集中して作業する事も好きなのでそういった性格も活かし、少しでも貢献していければと思っています。
【例3:努力家をアピール】
私の強みは「何事に対してひたむきに取り組める」ということです。
この強みは4年間続けてきたテーマパーク内でのアルバイト経験で培って参りました。
当初、アルバイト経験がなく右も左も分からない状況でした。そこで、まずはできる仕事を一つ一つ愚直に実行することを意識しました。
具体的には、来園者の方に元気な声で挨拶をしたり、声を掛けられたら丁寧に対応するなどです。
このように凡事徹底を意識した結果、お客様からの満足度も向上し、スタッフの方々にも仕事ぶりを評価していただけました。
貴社に入社したら、このひたむきさを活かして成果をもたらすことができるまで毎日少しずつ努力を怠らずに、業務をこなしていきたいと思います。
【障害者雇用】職種別自己PR:デザイナー
デザイナーで評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1】
web制作会社で、パソコンやモバイル端末向けのサイト制作に取り組んできました。
デザインする際に心がけてきたことは、ひと目でわかりやすくて、使いやすいUIの設計です。
クライアント様の意見をただ取り入れるだけでなく、実際にサイトを利用するユーザーの視点に立ちち、ストレスのないデザインを考えてきました。
私が携わった○○株式会社のwebサイトリニューアルでは、操作性のほか、ページの読み込み速度やクリック率なども分析して、サイト設計を行いました。
その結果、リニューアル後、約2倍のアクセス数を獲得することができました。
この経験で培ったコツコツと愚直に分析し改善するスキルを活かして、御社で活躍できればと考えています。
【例2:協調性、進捗管理能力をアピール】
前職で私が担当していたのは、音楽会、スポーツ大会、講演会などイベントのポスターのデザインです。
イベント主催者様と綿密な打ち合わせを行い、より多くの人に情報が伝わるようなデザインを心がけてきました。
また、ポスターを見た人がイベントへ参加したくなるようなデザインに仕上げるために、独学で色彩心理学やマーケティングの勉強にも取り組んできました。
その結果、私がポスターデザインを担当した○○イベントでは、来場者数が前年比の4割を超えることができたのです。
これまでの経験や勉強したことを活かして、御社でも、グラフィックデザイナーとして幅広い仕事に取り組んで行きたいと考えています。
【例3:伸びしろをアピール】
私が最も得意としているのはIllustratorなどのアプリケーションを用いたグラフィックの制作です。
Webデザインの仕事の中でグラフィックを扱えることは、カンプ作成から、仕上げにおいて私の強みとなっています。
また、自身のオリジナルのタッチを持ち味としつつも、必要とされるシーンによって多彩な表現ができることを目指してスキルアップの勉強をしてきました。
このスキルをぜひ貴社のフィールドで思う存分発揮したいと考えています。
【障害者雇用】職種別自己PR:コールセンター
コールセンターで評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1:傾聴力をアピール】
私の強みは傾聴力です。
現職ではクレジットカードのカスタマーサポートとして勤務しており、契約内容に関するさまざまな種類の問い合わせへの対応が主な仕事です。
お電話をいただいたお客さまをお待たせすることなくご案内するために、フォーマット通りの質問をするのではなく、臨機応変にヒアリングを丁寧に行うことを意識しております。
【例2:わかりやすく伝える力をアピール】
私の強みは、お客さまに対して解決方法やご案内を分かりやすく伝えられることです。
現職の通販サイトのカスタマーサポートでは、ご年配の女性の方からの商品購入に関するご質問を多くいただきます。
商品のサイズやカラー、配送手続きなど順を追ってゆっくり説明するようにして、お客さまの疑問を解消できるようご対応させていただいております。
【例3:ストレス耐性をアピール】
私の強みは、どんな状況でも面白がることができる好奇心です。
とてもお怒りのお客さまからのお問い合わせの際も、丁寧な謝罪をした上で「どうしたら相手の怒りが収まるか」という発想で前向きに対処することができます。
内容によってはマニュアルに沿ったご対応をさせていただくこともありますが、お客さまによって違った発見を得られることに面白みを感じながら業務を担当させていただいております。
【例4:責任感をアピール】
私の長所は責任感の強さです。
カスタマーサポートの仕事は、お客さまが商品や企業そのものに抱く印象に大きく影響するので、すべてのお問い合わせに対して誠実な対応をすることを意識して業務を行っております。
今後もすべてのお客さまに対して真摯に向き合い、「企業の顔」としての自負を持ってカスタマーサポートとして成長してまいります。
【障害者雇用】職種別自己PR:工場内作業
工場内作業で評価されやすい経験・スキル・姿勢は以下の通りです。
上記を自己PRに盛り込みアピールできれば、印象はかなり良いです。
それでは、具体的に例文を紹介していきます。
【例1:集中した作業が得意をアピール】
これまで雑貨店で勤務しており、販売の仕事を通じてモノづくりに興味を持ちました。
手先が器用ですので、自分の手で大好きな製品を作ることに関わっていきたいです。
他の方が困っているのを放っておけないタイプで、声をかけ、一緒に解決方法を見つけるようにしてきました。
何か作業している時は、集中して作業することが得意で、コツコツと作業を進めることができます。
これらの私の強みを活かし、御社で活躍していければと考えております。
【例2:責任感をアピール】
決まった仕事をていねいに、スピーディーに行うこと、チーム単位で役割を分担しながら進めることが得意です。
掲げた作業目標が達成できたときのうれしさが、やりがいに繋がってきます。
また、自分の工程でチームに迷惑がかからないよう、チームのために責任を持って作業を行うことができます。
今後は責任ある立場で、チーム全体の力を高められるような仕事をしたいと思っています。
【例3:集中した作業が得意をアピール】
仕事は未経験ですが、模型作りが趣味で、細かな部品加工などは自分で工夫して行っています。
製造機械を使ったモノづくりのプロをめざして、基礎からしっかり学びたいと思っています。
任されたことは納得するまで取り組むタイプです。
この強みを活かし、御社に貢献していきます。
【障害者雇用】職種別自己PR:その他
ここからは、番外編ということで、これまでに紹介してこなかった職種の自己PR例を紹介していきます。
【例1:プログラマー】
私の長所はプログラミングの速さと正確性です。
現職では主に2名のプログラマーでプログラミング作業を行っており、開発から動作確認後の修正作業まで一貫して担当させていただいております。
期日までに確実に作業を終わらせることはもちろん、プログラムを引き継ぐ担当者が確認しやすくなることを心掛けておりました。
短期間で仕上げる小規模な案件が得意で、ミスで手戻りが発生したことはほぼありません。業務ではGitHubを使用しておりました。
【例2:プログラマー】
私はプログラミングに関するスキルの幅広さに自信があります。
C言語やPHPはもちろん、Rubyに関しても知見がありますので、幅広い業務に対応できる強みがあります。
また、現在はScalaを独学で学んでおり、今後も状況に応じて必要性の高いプログラミング言語を中心に学んでいきたいと考えております。
【例3:エンジニア】
私は6年間、自社ECサイトのシステムエンジニアとして勤務した後、社内異動で情報システム部に配属となりました。
ECサイトで培った「ユーザーの利便性を上げるにはどうしたら良いか」という視点を生かして、社員がより効率的に業務を進めるにはどうしたらいいか、を考えて、すべての会議室に無線LANを導入することを提案しました。
実現までは大変な道のりでしたが、多くの社員から感謝され、社内表彰で特別賞を受賞しました。
貴社の社内システム担当になった暁には、持ち前のユーザー視点で、社員のシステム環境の改善に貢献できればと存じます。
【例4:農業】
私は人の喜びをまず最優先に考えようとする人間です。
お土産店でアルバイトした時、私はまず、お客様の心を常に最優先にするよう心がけました。
お客様の視点で考え、少しの疑問にも答えが差し出せるように動き、そして何よりも、笑顔を絶やさないように心掛けました。
この事から店側からも閉店作業や新人教育を一人で任せて貰えるようになり、より充実したサービスを提供できるスキルを獲得する事ができました。
農家との結びつきが重要である貴社でもこの力を発揮し、よりよい関係を築けるよう貢献できます。
障害者雇用の就職・転職で自己PRの書き方に迷ったら・・・
自己PRは、考えたり、書いてみてわかりますが、なかなか難しいです。
自己PRが思い浮かばない、自己PRを書いてみても説得力に欠けてしまったりと、なかなか上手く書けない人が多いです。
「どう書いたら良いかわからない」「これでいいのか不安」「客観的にアドバイスが欲しい」など不安があり自信がないのであれば、転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントを利用すると、自己分析から自己PRを書き方をアドバイスしてもらえたり、相談しながら作成することもできます。
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さらに、転職エージェントを利用するメリットがわからない人はこちらの記事を見てみてください。
【まとめ】障害者雇用の自己PRの書き方
職種別に自己PRの例文をまとめてみました。
希望する職種の自己PRを参考に、自分の言葉で作成するのがポイントです。
履歴書やエントリーシートに必ず自己PRを書く必要がありますが、
面接でも自己PRは聞かれます。
自分の言葉でないと、面接で上手く説明できないため、必ず自分の言葉で書きましょう。
自己PRが思い浮かばない場合は、書き方がよく理解できていないのかも・・・。
その場合は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。